あなたの思う、「交響曲の最高傑作」はなんですか??
僕は、いままでマラ9かと思っていました。(無論、一番「好き」なのはマラ6ですが…)
しかし、今回聴いた曲には心を大いに揺さぶられましたねぇ。
つまり、例の「交響曲の最高傑作」にしばしばあげられる、
ブルックナーの交響曲第8番です!
まず、率直な感想を言いましょう…!
非常に難しい!!!(>_<)!!!
たしかに、ものすごい名曲だというのは、誰だってこの曲を聴けばわかると思いますが、4番や7番にあった「親しみやすさ」は完全に宇宙のかなたへ飛んで行き、ビッグバン並みの「難解さ」がついた曲だと言えますでしょう。
それから驚いたのが、ブルックナーには今までなかった(と、思う…)「マーラー」のような「死」、「悲劇的」、「破壊的」な曲想です!
第1楽章の冒頭から出てくるあの低い、断末魔がうごめくような第1主題を聴いた瞬間、「これマーラー?」と思ったほどです。
まぁ、とにかく、この曲の感想の結論を……、、、
非常に難解で、分かりにくく奮闘したが、ブルックナーには珍しいマーラーのような「毒素」があって、刺激的でよかった。
そして、マラ9を超える「交響曲の最高傑作」かもしれない……!
でわ、まずなぜこんな結論が出たのかといいますと。
まず、「非常に難解」。どこがと言われれば曲の長大さなどいろいろありますが、まず、ブルックナーによる各楽章の表題を見れば大体この曲がどんなに難解かよくわかりますでしょう。
第1楽章: 死の予感とあきらめ~「死がもたらす様々な感情の起伏」
第2楽章スケルツォ:ドイツの野人と、野人の見る夢
第3楽章: ?
第4楽章:フィナーレ:オーストリア皇帝とロシア皇帝の会談
なるほど。「つまり死にそうになった野人が夢を見て、なんかしらのことがあった挙句、オーストリア皇帝になって、ロシア皇帝と会談するんだ!つまりこれは野人の見る夢物語だ!!」
……はい、冗談です。……
このことについてはブルックナーも少々嘘をついたのでわないでしょうか?
第4楽章の第1主題がどうやっても「オーストリア皇帝とロシア皇帝の会談」には思えませんし、むしろ第1楽章に合わせて「死の予告主題」と言ったほうがいいと思います。
たぶん絶対音楽を守りたかったブルックナーが不器用なウソをついてこの曲を標題音楽の域から守ったのでしょう。
とまぁ、この曲の「難解さ」についてはこれぐらいで……
さて、次にこの曲の「マーラー的毒素」ですが、まぁ第4楽章第1主題をもとに語りましょう。
この主題は耳についたら離れませんね。最近はいつも気がつけば口ずさんでいます。
一応聴いたことのない人のために、URLを……↓
交響曲第8番第4楽章フィナーレ(ブルックナー)(速度通常バージョン)
交響曲第8番第4楽章フィナーレ(ブルックナー)(速度遅めバージョン)
速度の通常バージョンと遅めバージョンを載せてみました。
遅めバージョンは予想できた人もいますでしょが、無論、チェリビダッケ。
この主題ははチェリのように遅めにやってほしいものです。その方が「死の予感」が高まります。
あ、遅めバージョンの動画は、ティンパニ奏者に惚れないでくださいね!(笑”””
さぁ、聴いていただければわかると思いますが、無論この主題にはマーラー的な悪魔要素たっぷりです!
しかも、そこのブルックナー独特の「癖」が入っていてそれもいいですねぇ。
まず、冒頭に出てくるヴァイオリンの前打音付きの4分音符の連打はブルックナーによればコサック軍の進軍のようですが、これはどう聴いても「悪魔の行進」でしょう。
しかもすぐそこに乗ってくる第1主題はまさに「悪魔に予言された死」を表現するようですし、ティンパニによるつなぎも、もうすべてが「悪魔的」です!
ブルックナーはよくもこれを「オーストリア皇帝とロシア皇帝の会談」なんて言ったなぁ。
その勇気がすごいです!(笑”””
この主題以外にもこの曲は何となく「重い」感じがしますし、これまでのブルックナーにはなかった印象を与えます。
きっと、この曲に込められたブルックナーの思いは相当大きなものだったのでしょう。
いやはや。実に刺激的でいいですねぇ。
さて、最後にこの曲の完成度について。
無論、「最高傑作」というのは「最高名曲」と違って曲の難解さ、深さで測られるものです。
僕はまだ勉強不足なのでこの曲がどんなに深いか、完成できているかについてわ語れませんが、僕の思ったことを率直に言うことにします。
この曲は無論親しみやすさには完全に欠けますが、曲の長大さ、深さ、その他もろもろの点については、
交響曲の最高傑作と言っても過言でわないでしょう!
いやはや、ブルックナーの8番、ブラヴォーです♪
さて、長くなってしまいましたが、このクラシック初心者の言いたい放題の弁論にここまで辛抱強く付いてきてくださった方、本当にありがとうございました。
なかには「お前にブルックナーの何がわかるんだよ!」と激怒された方もいると思いますが、今回は自分の率直な感想を述べさせていただきました。まだまだ勉強不足ですが、お許しください。
そして、めらにーさんにはこの記事を書くのが遅くなってしまい、本当に申し訳ございませんでした。
それから、いろいろと偉そうにしゃべってしまい、どうもすみません。
僕もこの曲についてはいろいろとこれからも研究していきたいと思います。
そうして大きくなって、このブログを読み返したら「なんてバカなこと書いてるんだろう」って思うんだろうな。
そうなって帰ってくることを願って・・・・・・
でわ。。。