前回の記事にひきつづき、

卒業生アンケート②になります桜

 

<就労移行支援事業所に通ってよかったこと・変わったこと>

ラルゴに来る以前は、「働かなければ」という強迫感でいっぱいでした。

単に職に就きやすそうだから、という理由でプログラミングコースを希望し、エンジニアを目指していました。

入所してから、様々な講座を受けたり、支援員の皆さんとお話ししている中で、自分の無意識に抑えていた「○○したい」という気持ちに気付きました。それからは、○○したいの内容に合わせて講座の参加方法を変えたり、実習に挑戦したりと、自分の気持ちを大切にするようになってきました。

今回就職が決まった企業は○○したい気持を軸に選んで、等身大の自分を見てもらうように、背伸びをしないスタンスで選考に挑みました。以前の「働かねば」という義務感では切り開けなかった道だと思います。仕事をするためのマインドセットでは無く、人生を歩んでいく上で大事にしたい軸を発見できたことが良かったなと思います。

 

<ラルゴを選んでよかったところ>

ラルゴの支援方針が自分とフィットしていたところがよかったと思います。様々な方針の事業所がある中で、必ずしも仕事をすることが正解ではなく、何をどうしていきたいかが大事である、と明示してくださっていたので、仕事という一カテゴリーではない、人生の中にある仕事というピースについて考えることができました。

また、支援員の皆さんがそれぞれ就労支援以外の強みを持っていらっしゃるので、私のように、「体力がない」「栄養バランスが悪い」「メンタル不安定」な人でも、多方面から支援が受けられる環境だと思います。

利用者さんたちと一緒に筋トレをしたり、ヨガをしたり、交流の場にも参加できました。

ラルゴに入所された方は、大体プロテインかバターコーヒーを飲み始めているんじゃないでしょうか(笑)

 

<スタッフへメッセージ>

約2年間、アップダウンの激しい私を根気よく支えてくださり、心から感謝申し上げます。

典型的なうつ病と発達障害の併発から来る様々な課題に対して、いつも真摯に受け留め、共に良い方向に進めるようサポートしてくださいました。

あなたはもう一人でも大丈夫でしょう、と言われても、どうしてもラルゴにお願いしたいんだと食い下がって何とか受給者証をもらったことは、私の人生において、ターニングポイントだったと思います。

あの時、あきらめなくてよかった、と心の底から思います。

障がいを持つ人間にとって、ラルゴのような場所は、これまでも、これからも必要な居場所であると思います。お忙しいとは存じますが、皆さんのさらなるご活躍をお祈りしております。

ありがとうございました!ニコニコ

 

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