校庭の砂場に被せたシート上に溜まった水に、氷が張る。そんな寒い朝方でしたが、子どもたちが登校する頃には朝日がまぶしく校庭を照らし、風もなく穏やかな1日でした。

 3年生は今日8日、社会科見学でした。入学してからバスに乗って校外へ出かけるのが初めてでしたから、お天気で何よりでした。今週月曜日、校門で3年生が「校長先生、今週、社会科見学なんです!楽しみ!」と笑顔で挨拶していました。翌日からも社会科見学のことを口にする子が必ずいました。それほど、3年生にとって特別な楽しみな今日でした。
 
 目的地は、区内の辰沼小学校の学区にある農園と、鹿浜地区にある都市農業公園、そして、舎人公園に隣接するトラックターミナルでした。
 年度当初から担任は農園の方に連絡を取り、最適な時期を調整し、この時期になりました。見学も収穫体験もすべてビニールハウス内であるため、熱中症対策が大きく関係していました。また、社会科で足立区の特産物でもある小松菜を学習するタイミングもあり、学校行事(学習発表会)と重ならない配慮もありました。こうした計画の下、今日実施となりました。
 じつは今日も私は代理のきかない出張と重なってしまい、子どもたちを引率できませんでした。副校長がメールで写真と子どもたちの様子を送ってくれました。
 
 最初の目的地では、農園の方からは小松菜を中心に実際に栽培している野菜を見せていただきながら、生産の工夫や苦労、そして喜びを教わったようです。給食ではほぼ毎日のように小松菜は食材として使われています。しかも他の野菜と違い、小松菜だけは区内で生産されたものを納品してもらっています。そのため、生産農家は毎日収穫できるようにいくつもあるハウスで種まきを少しずつずらして行っているのだそうです。
 
 今日まさに収穫を迎えた小松菜を子どもたちは収穫させていただきました。一人10株も!そして、その10株をありがたいことにすべてお土産として持ち帰ることに!秋品種、45日目の小松菜だそうです。3年生の保護者の皆さんはぜひご家族で小松菜を堪能しながらお子さんから今日学習したことを聞いてください。
 
 都市農業公園には藁葺き屋根の古民家があります。古民家の中や、昔の生活用具を見ながら当時の生活の様子を職員の方から教えていただいたそうです。
 
 農業公園では、園内の広場で昼食をとったようですが、冷たい風もなくポカポカ陽気でこの時期の校外学習としては最高だったのではないでしょうか。
 
 最後の目的地、トラックターミナルはバス車内からの見学でした。川口市との県境に北足立市場があり、隣接して物流のターミナルがあります。全国から様々な物がここにいったん集まり、ここから区内をはじめ埼玉県へとトラックで運ばれていきます。ここでは詳しい説明はないので、仕組みのようなことは分からなかったかもしれませんが、大きなプラットホームのような施設に荷物がたくさんあり、見たことのある宅配業のトラックがものすごくたくさん止まっていたということは子どもたちの印象に残ったことと思います。
 担任に聞いた学習計画では明日以降、見学して分かったことを一人一人が画用紙1枚にまとめるようです。楽しみにしてきた今日の見学で子どもたちがどんな感想をもったのか、どんなことを学んだのか、注目していきたいと思います。
【校長:菅原】