今日7日は3年生の子どもたちにとって初めての社会科見学でした。3年に進級し社会科で足立区のことを学習してきました。今日の見学先は小松菜農園と江北公園(都市農業公園)、そして流通センター(トラックターミナル)の3ヶ所でした。区内のどこを巡るか、じつに悩みます。年度当初から担任もずいぶん考えていました。足立区勤務も長い担任ですから区内の施設についてはいろいろ知っています。知り過ぎているからこそ悩んだのだと思います。

 まず最初は小松菜農園を訪ねました。年間50トンを生産し区内50校に小松菜を納品している宇佐美さんにお世話になりました。宇佐美さんの農園にはビニールハウスがいくつもあり、ハウス毎に種を蒔いてからの日数が掲示されていて、成長の様子を順に見ていくことができました。また、収穫がどのタイミングでできるのかも教えていただきました。長さが80mもあるビニールハウスの中で説明を聞いたのですが、そこはまさに収穫期を迎えた小松菜が目の前にたくさんありました。種を蒔いてから約2ヶ月経った小松菜でした。

 宇佐美農園を社会科見学で訪ねる学校は多いようで、ビニールハウスの中には説明用のマイクや、いろいろな写真や絵の教材もたくさんあり、子どもたちはたくさん学ぶことができました。

 収穫体験もさせていただきました。なんと一人30株も❗️ 皆そこそこ大きめの袋を用意してきましたが、入りきらない子もいるくらいでした。「こんなにたくさん家族だけじゃ食べ切れないから近所にもあげよう。」と言う子が何人もいました。

 次の目的地は都市農業公園でした。到着後、まずは昼食を取りました。幸い雨もなかったので園内の芝生の上で食べることができました。

 農業公園での学習は古民家や昔の道具の調べる学習でした。ワークシートにある問題を1つ1つ、目の前の古民家や道具を調べながら解答していきました。例えば、屋根は何を使って作られているか。板の間の板を外した床下にスペースがあるが、これは何か。水道がなかった当時、水はどうしていたのか。真冬に水辺のセリを採る時に履いたのは何か。「手ぶろ」とは何か。などなど。その後、答え合わせと解説をスタッフの方にしていただきました。一方的な説明ではなく、子どもたちがまずは目の前にした物を調べて考える活動があったことで意欲的に学習することができました。

 東京ドーム3つ分という大きなトラックターミナルでは車窓からの見学でした。北海道や九州など全国から様々な荷物が大型トラックでここに集まり、ここから小型トラックで東京や埼玉の各地へ荷が配送されて行きます。舎人公園の西側にターミナルがあり、すぐ隣には北足立市場(野菜や花)とたくさんの会社の倉庫ビルがありました。物流については次年度以降に学習しますが、今日実際に見たことはきっとその時に思い出せることと思います。

 子どもたちが今日の学習を終えて「楽しかった。また来たいな。」と何人も口にしていました。楽しいテーマパークに出かけたわけではありませんが、子どもたちのそうしたつぶやきから、目的意識をしっかりともって学習できたのだと思いました。

 見学先での「よく見る・よく聞く・よく考える」という子どもたちの態度や教えてくれた方への挨拶など、子どもたちは大変に立派でした。たくさん学んだ1日でした。きっと帰宅後、子どもたちは家族の皆に今日学習した喜びをいろいろ話したのではないでしょうか。

 【学校長:菅原】