遠足を明日に控えた1、2年生ですが、今日21日、素敵な交流場面を目にしたので紹介したいと思います。4人の担任からあらかじめ提出してもらっている今週の授業計画で交流することを知っていましたので、5時間目すぐに体育館へ向かいました。すでに2年生は全員が班に分かれて整列を終えていました。

 この瞬間でもう私はうれしくなりました。1、2年生が交流しようという場に2年生が真っ先に整列を済ませて、1年生を迎えようとしている。さすが上級生です! 2年生の気持ちに感心しました。待つこと10分。1年生どうしたのかな〜。早く来ないかな〜。そんなことを皆思っていたはずです。私も思っていました。けれど、誰一人騒がず静かに待っているのです。1年生が来た時にザワザワしていたら上級生としてかっこよくない。きっと2年生はそう考えたのでしょう。

 ようやく1年生が到着しました。到着した1年担任がまず真っ先に2年生の立派な態度を褒めました。子どもたちはうれしそうでした。そして、この後の1年生にもちょっぴり感心でした。2年班長が列の先頭で立ち上がり、班の数字の書かれたビブスを班長は着ています。1年担任の「自分の班の列に行きなさい。」の指示で全員が迷わずに自分の班の列に入ることができました。今日が2年生と顔を合わせる2度目でしたが、1年生は班長の2年生の顔や、自分が何班であるのかをきちんと分かっていました。これはけっして当たり前ではありません。分からずに困ってしまう子は少なからずいるものです。でも、いませんでした。なぜか? 1年生が2年生と、この遠足で交流できることを楽しみにしている証拠だと思いました。

 みんなで挨拶し、2年生から1年生一人一人に遠足のしおりが手渡されました。このしおりには、同じ班の子どもたち全員の名前や、班の約束、公園で何をして遊ぶのかが丁寧に書かれてありました。これも上級生として2年生が準備していたようです。手にした1年生はもうすごくうれしそうで、しおりをすぐに開いて見入っていました。

 目的地は学校から10分も歩けば着く、よく知っている中川公園です。しかし、1、2年生みんなで行く。もうこれだけで子どもたちにとっては特別な楽しみな遠足なのです。そして、私たち教師は、いかにこの遠足を通して、2年生には2年生の、1年生には1年生の、ねらいをもたせて実施するか。教育活動として大切にし、時間をかけて段取り、指導してきました。

 明日の天気は、あいにく気温も低く雨の予報です。子どもたちが楽しみにしている遠足ですから、何とか実施できたらと願っていますが、せっかくの機会ですから少しでも気持ちよく活動させたいとも思っています。無理をせず延期も視野に判断したいと思います。さて、どうなりますか。

【学校長:菅原】