昨日、10月12日、ALTのダニエル先生が5月以来久しぶりに大谷田小に来てくれました。4〜6年生の子どもたちは、ダニエル先生と英語教育アドバイザーの植田先生と一緒に外国語の学習をしました(2人とも教室では英語しか話しません)。

 私は4年と6年の2クラスの子どもたちの様子を見ました。以前、このブログで小学校英語は「聞くこと」「話すこと」がメインであるとお伝えしました。また、話すことも、自分の意思と関係のないキーセンテンスを先生の後に続けて繰り返すことではなく、自分のことや気持ちを話すことを中心にしているということを。ですから、キーセンテンスを使わざるを得ない目的や場面、状況を、担任は創り出さなくてはなりません。担任にとってはそこが英語の良い授業ができるかどうかの勝負です。

 さて、4年生は? ダニエル先生のために「ステイショナリーボックス」を描いてプレゼントしようという目的場面を設定しました。ダニエル先生の好みを聞かないわけには始まりませんし、ダニエル先生の話を聞き取らないことには、お気に入りの道具箱を描くことはできません。バッチリでした。

 4年生は言語材料として、鉛筆や消しゴム、定規などの文具を学習します。ダニエル先生の好きな色や動物、食べ物、スポーツなどが分かれば、その好きな色のペンや、好きな動物の形をした消しゴム、好きなスポーツの描かれたノートを道具箱の中に入れることができます。

 子どもたちとダニエル先生のやり取りが必然となりました。ダニエル先生に何をどう聞いたらいいのだろう。ダニエル先生は何と言っているのだろう。子どもたちは一生懸命に活動していきました。ちなみに、ダニエル先生が「千と千尋の神隠し」が好きだということが分かり、多くの子どもたちがカオナシ型の消しゴムやステイプラーを描いていました。

 6年生の教室では「スリーヒント 動物当てクイズ」をダニエル先生と皆で楽しむという場面設定でした。これも担任があれこれ考えて決めたようです。子どもたちが楽しめるクイズ。しかもヒントを出す際には、これまで学習してきた表現が使えます。なかなか面白い場面設定でした。

 3人1組であらかじめ準備してきたヒントを順番に出していきます。「私は森に棲んでいます」「ドングリやハチミツを食べます」「木登りもできます」など。もちろん英語で。ここでダニエル先生からジェスチャーで見せて!や、黒板に絵を描いてみて!などとリクエストが入ります。解答する子どもたちからも、さらに追加のヒントを求める質問も出されます。サイズは?色は?

 事前に3人で準備していた用紙にも驚きました。動物の絵やヒントとして発表する文が英語で丁寧に書いてありました。「書くこと」の学習も6年生ですからしてきたのでしょう。用紙を見ないで英語でヒントを出す子もたくさんいました。きっと繰り返し練習してきたのでしょう。用紙を見ながら言う子もいましたが、英語で書かれた文を見て発表しているのですから「読むこと」をしているわけです。さすが6年生だなあと感心しました。

 ALTのダニエル先生との学習は昨日で終わりましたが、今後も毎週、アドバイザーの植田先生とは一緒に英語を学習していきます。

【学校長:菅原】