沢村、せっかく登板したのに…目の下のクマがこれだけひどいと、ダメなんじゃないかと予感した。
最初のバッターに対してストライクが入らない。チームのために何とかしようと、もがく沢村。
先発した降谷から「最高の形で」引き継いだ。だからこそ「中途半端な投球はできない」と自分にダメ出しする。
チームメイトからの優しい励ましが、嬉しいんだけど、かえって辛い。
この部分、読むのがとっても辛かった。直視できない。
でも、さすが沢村!
いつもの深呼吸をし忘れたことに気付いて、即実行。
深呼吸してるときの顔はバカなんだけど……これでかっこよく変身。
クマも消えてる。
強さ復活!たったこれだけで!
切り替えがうますぎる!
普通無理だよね。
私なんかミスったら、ひどく動揺して、悪循環に陥る。しばらく立ち直れない。
スーハーしてスーパーに変身した沢村に、相手チーム稲実の多田野もびっくり、賞賛。
「自分でリズムを作り直した…」
これには成宮も注目。
成宮の苦手な「自己コントロール」のお手本だ。
このシーンで、沢村が「ダイヤの原石」であることを再認識したよ。
いつもバカなことをしていて忘れがちなんだけど。
中学卒業時に野球スキルがあれぽっちしかなくても青道高校にスカウトされただけある。
そのことは、稲実の2年生選手、神宮寺から見た沢村の姿からも分かる。
「同学年で去年の夏から目立ってた」
1年の時から降谷が目立ってたのは分かるよ。でも沢村も、そうだったんだ。
他校からの視線って新鮮。
神宮寺「来年、再来年も…稲実の前に立ちはだかるのだと」
この試合、沢村は、御幸からも認められ期待されるようになっていた。
あの辛口のキャプテン御幸が、試合中に沢村を「エース」と呼んでいた。持ち上げていた!
「お前が出てきた時の歓声聞いた?凄かったな」
「頼むぞエース!」
それまでの態度とは大違い!
以前の御幸は「沢村はほめると調子に乗るから」って、そっけなかったのに。
沢村は、相変わらずちょっと調子に乗ってるみたい。でも大丈夫。
沢村は稲実バッターを翻弄。
「完璧にこの場を支配している」
カッコイイー! \(^^)/










