ダーツ上達術!最速でAフラ到達!! -4ページ目
それから約5年ほどが経って
いつも集まるお決まりの仲間たちと
遊んでいたら、後輩のタカオが言い出した。

「たまにはダーツとかやりにいってみませんか?」

俺にとってダーツは苦い思い出でしかない。

せっかく楽しい時間を過ごしてるのに
こいつは何てことを言ってくれるんだ…と思った。

「俺さダーツは苦手なんだよ~。俺の投げたダーツはなぜか真っ直ぐに飛ばないんだよね」

と思い出話しをすると

「先輩が苦手だなんて珍しいっすね」

と言ってきた。
たしかに、ビリヤードはもちろん
ボーリングだって250超だし
俺は結構なんでもこなす方ではあった。

「まぁでもせっかくタカオの誘いだからダーツやってみるか」

とみんなでダーツをやりにいくことになった。



7~8人で3台を占領してのダーツが始まった。

皆なかなか上手い。
言い出しっぺのタカオはマイダーツを持参していて
それはなかなかの腕前だった。

俺もあれから5年位経ってるわけだし
さすがにデキるだろう~
とタカをくくってはみたものの

投げてみたら、相変わらずの飛び方

真っ直ぐに飛ばない。
ボードに刺さらない。


他の仲間たちも俺の投げたところをみて

「本当だぁ~。なんで矢が立ったまま飛ぶんだよ~」

と笑ってくれている。

お笑いブームの現代だからこそ
笑いがとれていいのかもしれないが
胸の内は複雑だ


でも、何度やってみてもできない。


すると、タカオが俺のところにきて

「紙ひこうきを飛ばすように投げるんですよ」

とアドバイスしてくれた。

「へぇ~、なるほど  紙ひこうきね」

言われたとおりに紙ひこうきを飛ばす要領でやってみた


とんだ!


矢が弧を描いて、真っ直ぐに飛んだ!!


ウソ!?
あんなに何度やってもできなかったのに
こんなにも簡単に飛んだ!

ボードに矢が刺さった!

何度投げてみても
ボードに矢が刺さった!!


点数がどうとかいうよりも
ボードに矢が刺さったことに感動している。



「紙ひこうきを飛ばすように!」

最初のコツはここからはじまった