本日は美容外科教科書から出ている、
眼瞼外反矯正手術について、見たいと思います。
今の時代と韓国人には合わない手術法であるために、
現在はあまり使われていないが
過去にそして主に西洋人に使われていた手術法です。

西洋人たちは東洋人たちと異なって、皮膚がすぐ老化し、
年齢を重ねることによって、退行性眼瞼外反が多かったです。

退行性眼瞼外反は瘢痕性眼瞼外反と違って、
下眼瞼皮膚切除や傷跡拘縮などの現象なく、
皮膚のたるみと眼輪筋が伸びてしまい、生じてしまった眼瞼外反です。
それで特別に皮膚移植なくても、矯正が可能ですが、
現在私たちの国では、退行性眼瞼外反よりは、瘢痕性眼瞼外反がもっと多く、
瘢痕に退行性が伴う場合があるために、
多くは皮膚移植をまず考慮するようになります。

退行性眼瞼外反は目の内側から、徐々に始まるようになり、
だんだん中心に拡張します。
そのような理由であっても、眼瞼外反矯正はもっと早ければ早いほど良いです。

教科書に出ている3つの手術法について見たいと思います。

1.結膜切除術


 

 

程度がひどくない、内眼角側の眼瞼外反矯正は
比較的簡単でした。
下眼瞼をひっくり返って、目頭側の結膜側の一部を
ダイアモンド形に切除して、縫合する方法でした。

この方法は涙丘の損傷を防ぐために、
涙丘に細長いprobeを入れて、手術をして、
切除するダイアモンド形の一番上の地点は、
この管から、0.5mmー1mm程度下にいなければなりません。

内側の結膜を切除して、縫合すると、
外反されていた、皮膚と比較する時に、結膜の長さが相対的に短くなって、
外反が矯正される方式です。
この方法は涙丘を元の位置に戻してくれますが、
再発がよく起こり、過矯正した方が、結果にもっと良かったです。


 2. Lazy T

 

 

 

この方法は結膜切除術の延長線、
それよりは、もっと確実な矯正を基盤として、作る矯正法です。

結膜切除術では、目頭に小さくダイアモンド形で結膜切除をしたなら、
この方法では、下眼瞼結膜を水平に切開した後、
ひっぱり、重なっている部分を長く切除します。

また、涙丘部分を基準として、外側の
皮膚に垂直切開を十分して、皮膚を同じくひっぱり、
重なった部分を三角形に切除します。

その後、結膜内側から、粘膜、皮膚、筋肉、外側の皮膚を
順番に決まった糸で縫合します。

この方法は上下同じ退行性眼瞼外反には矯正効果がありますが、
目頭側に縦長の傷跡が残る場合があり、
私たちの国では適応しにくい手術法だと言えます。


3.外眼角靭帯固定術

 

 

 

一番よく使われる方法でもある、この手術法は、
'Lazy T'法と反対に外眼角側の下眼瞼を引っ張る
外反を矯正する手術です。
外眼角の皮膚と靭帯を一部切開して切り
適切な程度に引っ張って靭帯を固定、
そして皮膚の余分をまつ毛と一緒に切り取って縫合します。

'Lazy T'法は方法自体で難しい手術法ですが、
実際結膜と皮膚側だけ触れます。
靭帯を引っ張って水平張力を作る外眼角靭帯固定術で
より強固に固定され、退行性眼瞼外反矯正より

もっと一般的に使われました。
この手術法は上から見た結膜切除術と組み合わせて
より効果的に使用されました。

ある学術誌に掲載された論文によれば
眼瞼外反の原因は、瘢痕性が60.1%
麻痺性が23.2%、加齢性が16.7%の割合を示したそうです。
出典 : https://doi.org/10.3341/jkos.2014.55.7.953


このように、本日韓国の眼瞼外反患者様は
退行性患者より瘢痕性患者が多いため
皮膚移植がなく、上記の方法だけで手術を行うことには
外反矯正に限界があったり、矯正ができない場合もあります。

そして手術や、やけどなどにより下眼瞼の短縮が生じ、
肌が足りない方には肌移植、
事故や骨の異常などで皮膚移植だけでなく
内側のサポートが必要な方には、皮膚移植に軟骨移植まで

原因に応じた正しい矯正方法を見つけ
患者さんの状態に合わせて手術することが重要です。