目尻切開手術をする多くの方たちは、目が大きくなりたくて、望みを持って病院に来ます。
それで、カウンセリングをする時に’目をできるだけ大きくしてくださいと言いますが、
切開すればするほど、傷跡や回復程度に関して、話しをすると、
躊躇しながら悩みに入ります。
それで、そうならない線で最大限です!
...(´;ω;`)
このように話しをすると手術をする立場から、そうならないようにと思う強迫に落ち込んで、
やっぱり手術を防御的にやるしかないし、
患者様も希望ぐらい効果を見ることができない場合があります。
(手術前、手術後2週目、手術後2年4か月目)
もちろん理解できます。
本院の目尻切開は回復期間中、結膜浮腫や充血がひどく、
傷跡が治る過程においても、心配するほどの
傷跡状態を見ることもあります。
浮腫や充血も心配の一つの部分ですが、
切開部位の傷跡が一番心配される部分でもあります。
手術後、2週目の抜糸をしてみると、見える傷跡は、
患者様が見る時に、まだ完全に治ってないのに、抜糸をしているように見えると思います。
抜糸をして洗顔して日常生活をしないといけませんが、
傷跡がこのように裂かれているのを見ると心配になると思います。
(手術前、手術後2週目、手術後2年4か月目)
充血やむくみは時間が経つと良くなるのを知りましたが、
このぐらいの傷跡はよく治りますでしょうか?
また、この状態に治って、目がこの形のままで、
裂かれて見えるのではないか、
心配が本当に多かったです。
多くの目尻切開手術の患者様を見ましたが、
むくみや傷跡が治ったり、切開程度や目尻が下がる程度は
手術後2週目の状態そのまま維持されている患者様はいませんでした。
深刻に見える2週目の写真の傷跡は
最後の写真でも見えるように、目尻がよく治っていたら、
過度に下がっていた目尻も適切に上がっていて、自然になりました。
(手術前、手術後2週目、手術後2年4か月目)
赤く充血している目が治って、傷跡がまだ治ってないように
時間が経つと自然に回復している様子を
術後2週目と2年目の写真を通してみることができます。
回復しながら目尻が少し上がるとしても、切開部位が後戻りすると言って、
手術効果がないということではありません。
効果はありますが、このぐらいの効果を得るためには、
忍耐しないといけないことがあります。
切開すればするほど、回復期間が長くなって、
眼瞼内反の発生率や、傷跡の期間も長くなるために、
患者様は’そのようにならないように
最大限に頑張ってください!!’というのではなくて、
手術前にどの部分をもっと優先して、心をおろして軽くし、
目尻切開手術後の回復中であるなら、初手術でも、再手術でも、再々手術でも
心配しないで、待つ期間が必要になります。^^



