この患者様は前に目頭切開と目尻切開を受けた方です。
しかし、目頭切開手術後、目頭の形が尖っていて、傷跡が目立ってしまったので、
目頭切開復元手術を考慮しました。

復元は覆いかぶす概念を反映する手術で、
切開された部分を再建すると、目の横幅が短くなって、
目が小さくなったり、窮屈になるか、心配となって、手術をしました。

この悩みを解決するために、目頭切開復元手術は、

目尻切開再手術と一緒にすすめましたが、
効果は本当に良かったです^^

 

(手術前、手術後8か月目)

 

手術前の目も他病院で目尻切開をした状態だったですが、
目尻切開手術をしたのかなと思うぐらいに効果は微々だったです。
今回目尻切開再手術で、目尻切開効果も見ながら、
目頭切開復元手術でできる目が小さくなって、

窮屈になるのを解決しました。

 

(手術前、手術後8か月目)

 

目尻が下げながらする本院の目尻切開は、
目の拡張範囲が大きいほど、

手術後の目が閉じきれない噂もありましたが、
この噂は噂であって、目がこのように大きくなっても、
写真で見えるように目がよく閉じきれています。^^

また、鋭い方は知っていると思いますが、

 

(手術後8か月目)

 

目立たないですが、手術後の写真をよく見ると、
下まつげ部分に切開線が見えます。

この線は目下と頬骨にある移植されている脂肪を除去するために、

切開線で、まるで下眼瞼手術をしたように、

切開部位が目下に長くなっています。

下記で細かく見ましょう。

 

(手術前、手術後8か月目)

 

患者様は前に目下と頬骨に脂肪移植をしました。
顔のボリューム脂肪移植は顔に肉がない方たちが

多く受けている輪郭改善手術の一つです。
ボリュームのない部分を脂肪を移植するとボリュームが出ていて、
顔が立体的に変わって、より若くて生き生きとした顔になります。
この脂肪移植も二重ラインを滑らかに生かさなければ、
このような不自然な屈曲が生じます。

わかりにくいですか?!

 

 

ちょうどこの部分です。
上記の前後を見ると、目頭切開復元手術と目尻切開手術の経過が良好であるだけではなく、
頬骨に異常に突出されている部分(黄色印で標示している部分)が
手術後、優しく自然になった形が見えます。

それでもわかりにくいなら、
 

(手術前)

 

(手術後8か月目)

 

この前後写真を一緒に見ましょう。

 

写真だけ見るとわかりにくいかもしれないですが、→矢印で表記して見ました。
手術前の写真で矢印がある部分が少しくぼみ、屈曲になっている様子や、
手術後の写真で矢印がある部分が滑らかな曲線になっています。

このように頬骨に移植されている脂肪を除去するためには、目下の下眼瞼を切開して、
筋肉が傷つかないように皮膚と筋肉層をよく剥離をして、目標地点まで下げて、
筋肉と組織の間に生着した脂肪細胞を
一つ一つ除去しなければなりません。

滑らかな顔のためには、脂肪移植手術をしますが、手術前に慎重に考えて、
そのことにより、顔に望んでない屈曲ができたり、不自然さができると、
移植された脂肪の除去手術を考慮するのも良いです。