先天的要因による眼瞼外反
上の写真は先天性的に皮膚が不足して生じた眼瞼外反の事例です。
皮膚に余裕があって生じる問題なら、皮膚を切除すればいいのですが
皮膚に余裕がなければ皮膚を移植しなければならないです
眼外反矯正手術のポイントは皮膚移植です。
移植する皮膚は上まぶたから持ってきて
傷跡を最小限に抑えるため、二重ラインに合わせて皮膚を切除し
下まぶたに移植します。
移植した皮膚が生着するまでにある程度の時間が必要であり
傷跡が薄くなり、肌も定着します。
手術直後にばれていましたが、手術後3年目には傷跡もほとんど見えず自然です。
何よりも力なく下に下がっていた眼瞼が眼球に密着していることが確認できます
