手術した二重が解けると
前の目のラインに戻ると思っている方が多くいます。
実際多くはそのように思っています。
二重が解けると前の目に戻ることもあります。
しかし、そうではない場合があります。
前に戻るよりは、手術した二重ラインの上下に
はっきりしてないいろいろなしわができます。
このように二重が解けるのは、実際どなたの間違いでもありません。
手術が間違って、解けるのでもなくて、
患者が間違って解けるのでもありません。
埋没手術をしても10年が過ぎるほど、解けてなくて、
切開手術をしても10日目に解けることもあります。
そのように解けた二重はあまり良い状態ではないために、
再手術を受けて、二重ラインを矯正するようになりました。
(手術前、手術後3か月目、手術後6か月目)
まぶたに力なく、三重瞼になった二重ラインを
整えて、厚くない自然な高さのラインに手術をすると
再度二重が綺麗になります。
通常的に一番多く見るのは、
手術前と3か月、6か月目の経過写真になります。
ここで見る一つのポイントは、左側の目頭の二重ラインになります。
3か月目(写真上右側)の目を見ると、
目頭の二重ラインが、
二つに分かれているのを見ることができます。
(手術後5日目)
手術後のはじめには良かったですが、
(手術後3か月目)
3か月目に訪問した時に、目頭の二重ラインが
二本に分かれているのを確認することができます。
(手術後6か月目)
また、6か月目になって、訪問する時には、
目頭に二本になっていた、二重ラインが多く緩和されて、
よくなったのを確認することができます。
(手術前、手術後3か月目、手術後6か月目)
目は鼻や耳のように動かない構造ではなくて、
一日、一時間の間にも数百回、数千回瞬きをしながら動く構造です。
そのために、構造的な変化に露出されやすくて、
1週目には、良かったですが、一か月には、不自然になることもあり、
3か月目には不自然だったのが、6か月目には、よくなって行きます。
そのために、手術を受けた後には、病院でおすすめの期間に合わせて、
定期的に経過を見るのも良いし、
経過観察を通して、今後の変化も見ないといけません。






