mayoです。
現在アトリエの生徒さんのほとんどの方が、バッグやポーチを制作中。
見ていると、自分も創りたくなるもの。
で、創ってみました。
いつもは牛革や豚革などの固めの革を使用するのですが、
今回は使いながら形が柔軟に馴染むように柔らかめの山羊革を使用しました。
デザインや刻印が入れられるように厚さは1ミリ。
そして、バッグのデザインのポイントは
来月の旅行に持っていけるように早く仕上がるようになるべく簡単に、
旅行の時に必要なものが入って出し入れしやすく、
ショルダーにも手で持っても程よい長さで、
軽いこと。
でも、何と言っても大切なのは可愛いこと。
縫う箇所を減らして軽くするために1枚で仕立てました。
柄はお財布に合わせて、薔薇柄。
引き手も可愛く。
後ろのポケットは少し色を変えて、お洒落に。
美しい縫い目に、我ながらうっとり。
ファスナーの両サイドもこだわって。
もちろん、裏面も。
中には仕切りと兼用の大きなポケット。
これで、出し入れもしやすくバッグの中が整理された状態で使えるのではないか…と。
友人に私がバッグの中身を見つけられないのは、全部同じ色だからだと教えてもらったので、
キラキラベージュにしてみました。
取手はお気に入りの、三つ編み。
中に物を入れると、柔軟に形が変わるのもこの革ならでは。
中身はこんな。
バッグは今回はいつもとは随分色を変えて、
色々な服装に合うようにゴールドと黄色を強めに入れてピンク紫ベージュにしてみたのですが…
そして、
ようやくこんなに美しい色を思い通りに出せるようになったと自分の成長を感じた気がしたのですが、
こう並べてみると…
最近の作品とは差異があまりないような…。
でも、気に入っているので、良しとします。
最近作ったもう一つはパスポートケース。
ぽっくんが格好良いのを持っていたので、マーブリング染の革で制作しました。
が、
パスポートコントロールではカバーは外さないといけないらしいですね。
ですが、
こちらも、マーブル染めした革にひたすらペンで模様を描き入れた力作なので、大切に使おうと思います。
好きなアイテムをこうして創り出す。
そして、
好きな物に囲まれる。
これも一つの豊かさの味わい方だなぁ…
と、思います。
旅行の終わりは家に帰るまで。
でも、旅行の始まりは準備をするところから。
持っていきたいアイテムは完成したし、
これからの旅行が楽しみ。
感謝を込めて 眞代