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いやー、驚きました!

 

知り合いの鍼灸師さんから聞いた話ですが…。

 

鍼灸院って待合室の面積や施術室の面積、

 

換気施設の有無や窓の大きさなど細かいことが

 

法律上決まっていて、新しく鍼灸院を開業する時に

 

保健所が条件を満たしているか直接チェックに来るんです。

 

もちろん、らるくもそのチェックを受けてOKをもらってます。

 

で、その知り合いの鍼灸師さんが開業する時に

 

保健所が来たそうなんですが、その時に言われたのが

 

「水や塩なんか売ったりしないですか?」

 

という質問だったそうです。

 

普通鍼灸院で水や塩を売るってないので

 

保健所の人に「何でですか?」と聞いたところ、

 

気を込めた水や塩だから病気が治る!と称した物を

 

高額で売る鍼灸院があるので、その確認ですと言われたそう。

 

いやー、驚きました!(2回目)

 

 

 

鍼灸院にいらっしゃる方は多くが

 

鍼灸は東洋医学だってことをご存知で、

 

東洋医学には「気」という考え方があるってことも

 

多くの方がご存知です。

 

では、この「気」とは何でしょうか?

 

仙人だけが操れる超能力のような物でしょうか…?

 

 

 

鍼灸学生は東洋医学を勉強しますが、

 

東洋医学の教科書には「気」の説明として、

 

「生きるために必要な非常に小さな物質」と書かれています。

 

そして「気」には

 

「親からもらった先天の気」と

 

「飲食物から得る後天の気」の

 

2種類があるとの説明があります。

 

 

 

このうち親からもらった先天の気、というのは

 

ざっくり言うと親からもらった命や体そのものを指し、

 

後天の気というのは食べ物に含まれる栄養素です。

 

東洋医学で「気」が大切というのは

 

親からもらった先天の気である命や体を自分で労わりなさい、

 

そして栄養のある食べ物である後天の気を摂って

 

健康的な食生活を送りなさい、という意味です。

 

 

 

後天の気は単純に言うと普通に食品に含まれる

 

ビタミンなり栄養素の意味なので、

 

そこに鍼灸師が病気を治すおまじないを

 

込めるなんてこと、出来るはずがありません。

 

それを「気を込めた水や塩」を法外な額で

 

患者さんに売りつけるって

 

控えめに言って悪徳商法以外の何物でもありません。

 

でも、いろいろな鍼灸師さんに聞いてみると

 

意外と「近くにそういう鍼灸院あるよ」と

 

聞こえて来るのでなかなか闇は深そうです。

 

そういうことをしている鍼灸院があるから

 

鍼灸ってイマイチうさん臭さが抜けないって

 

言われるんでしょうね。

 

 

 

本当に特別な水なり塩で病気が治ると言うなら

 

しかるべき医学会で発表すればいいのに。

 

そしたらきっとノーベル賞ものですよ!

 

でもなぜかそうしないんだよね、そういう人って。

 

どーしてでしょーねー?

 

それに、本当の本当にそんな力を

 

水や塩に込められる神の力を持つ人がいたら、

 

きっと無料で施すんじゃないですか?

 

 

 

ってことで、このブログを読んだ方、

 

絶対にそんな水や塩は買っちゃダメ!絶対!

 

気をもらうどころかお金という気を奪われて

 

そのお金が相手の高級バッグや高級車に

 

化けるだけですからね~。

 

どんな業界にも闇はあるというお話でした

 

 

 

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