南青山鍼灸マッサージ治療室らるくのブログへようこそ!
1つ前のブログでもお知らせしましたが、
この週末、らるくは都知事の外出自粛要請に応えるために
臨時休診としました。
で、週末のうちに食料は調達しておいたので
昨日と今日はほぼ家から出ず、TVを見たりして過ごしたり。
そんな時、ふとTVの短いコーナーを見ていたら
よもぎの話をしているじゃないですか。
鍼灸師にとって、よもぎはとーーーーってもお馴染みの野草です。
なぜなら、お灸はよもぎから作られるからです!
よもぎの葉っぱを乾燥させて、葉っぱの裏面に生えている
産毛だけを精製して取り出したものがお灸なんです。
なので、よもぎと鍼灸師は切っても切れない縁(笑)
で、番組ではどんな話をしていたかというと、
「よもぎ」という言葉の語源について。
よもぎの「よも」とは「四方」と書いて「よも」と読むそうです。
四方は、お察しの通り東西南北、
つまりすべての方向を表す言葉とのこと。
で、よもぎの「ぎ」は元々「生」という漢字が由来。
なるほど、生糸とか、生醤油とか、「生」は「き」と読みますよね。
これを繋ぎ合わせると、よもぎとは
「どこにでも生えている草」という意味になるんだそうです。
そんな、どこにでもある草だからこそ、
どこでも治療に使うことができる便利な草だったわけですね。
らるくを休んで何もやることないなぁ…なんて思いながら
見ていたTVですが、意外と鍼灸に繋がる小ネタは
そんな所にも散らばっているもんですね(笑)
昔ながらのお灸の良さを今に伝えます!
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