Cheers!~在米ピアニスト日記~ -53ページ目
私が生まれたのは、幌延町。

ご存知でしょうか、北海道の先端・宗谷岬に近い、北の、また北にある人口2600人の小さな静かな村です。

周りは、国定公園のサロベツ原野や大きな天塩川など、鹿・狐・兎は歩き放題、熊もたまに出没注意!の大自然!

ピアノを本格的に学ぶため、幼稚園の年長さんの時に旭川に移るまで、のーんびりしたこの地で暮らしていました。

生まれてからしばらく住んでいた父の家はまだここにあります。

外を歩けば変わらない町並みと人々がたくさんの、思い出いっぱいの町です



突然思い立って、弟が修学旅行でいない間に祖母・母・私の親子三代でその幌延へ行ってきました!

幌延から長い長いドライブ旅もしてきました。

ボストンへ旅立つ前に、7・8年ぶりに私の生家や懐かしい地へ行き、幼少時代の楽しかった日々と生い立ちを振り替えることができました!

2泊3日の短い時間でしたがとても良い時間を過ごしました




写真とともに、旅の記録・・・






お昼過ぎに旭川を出発!!!!
Cheers!

途中、犬たちを休憩させながら・・・
Cheers!

3時間ほどで幌延に近づいてきました
Cheers!

立派に悠々と流れる天塩川
Cheers!

この日は、純度100%の天塩川温泉でゆっくりしてから幌延へ・・・!

突然の訪問に父は驚いていました



2日目。
この日は、まるで昔にタイムスリップしたかのように、懐かしい場所をまわりました。

曇り空で風も冷たく寒い日でしたが、幌延から稚内までドライブ!


滑走路のように広い長い道路が、ずーーーーっと続きます。
Cheers!

Cheers!

道中の池にて・・・ まだハスの花は咲いていませんが、美しいです。
Cheers!

Cheers!

谷地ぶきの黄色が可愛いらしい!
Cheers!

車窓から見える、どこまでも続く大地。 サロベツ原野。
Cheers!

オホーツク海
Cheers!

大地の広大さとオホーツク海の暗さと静かな獰猛さといったら、まるでロシア。
(宗谷岬から天気の良い日は樺太が見えるほどなので、ロシアと空の色は似ているのかも・・・)
BGMでかけていたチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番が雰囲気にぴったり!でした。

ススキ、まだ残雪のある利尻富士、そしてオホーツク海が良い雰囲気の一枚。
Cheers!

海岸沿いの道路。
氷河時代に削られて、波打った地形になっています。
Cheers!

Cheers!

幻想的な写真が撮れた!
Cheers!


稚内に到着!
18年ぶりに懐かしの幼稚園を訪ね、年中さんの時の担任の先生と感動!ハグの再会!!!!!
幌延には幼稚園が無かったので、稚内まで通っていました
Cheers!

最初に通ったピアノ教室も稚内でした。懐かしく見てきました

幌延に住んでいた頃、稚内には良く来たものでした。

幼稚園、ピアノ、バレエで通ってたのに加え、お買い物と言ったら稚内!

その時、私にとって最大のご褒美は、稚内のミスドでドーナツを買って帰ることでした。(幌延にはファストフード店は今も昔もないので・・・)


稚内港の市場で母とお買い物したり、あちこち「ここで○○をしたよね」と思い出話をしながら稚内中をぐるぐるし、懐かしみながら稚内の町をあとにしました。

幌延への帰り道、白樺の森。
山をぱっくり開拓した道路が続きます・・・
Cheers!





3日目は、幌延を出発してから道東の海岸部を網走のあたりまでずっと走りました。

白鳥で有名なクッチャロ湖や、海産物が豊富な枝幸、ミルクで有名な興部町、芝桜の里・滝の上や、チューリップの里・湧別などなど

この日は快晴だったので、前2日に比べ明るいのどかなドライブ日和でした!


北海道ドライブ旅 写真日記2 へ続く・・・・


Rui
リヒテルとアクアパッツァ・・・なんだかタイトルだけ見たら意味不明ですが(笑)

最近、まとまってパソコンの前に座る時間を確保しにくいので、ちょこちょこと書き貯めていたことを一気にアップします^^;






ピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテルは私が大好きなアーティストの一人です。


小学生の時に、レーザーディスクで彼の喜びの島(ドビュッシー)の演奏を見た時の衝撃は忘れません。

この曲は、ドビュッシーがヴァトーの “シテール島への巡礼” という絵画にインスピレーションを受けて作家したというのは有名なエピソードですが、リヒテルの演奏は、まるでゴーギャンの絵のよう!

強烈な符点と眩しいほどにギラギラした音が “喜びの島” なんていう題名ではぬるい程、、

歓喜に震えて躍り狂った島、人々は橙色の太陽をちぎって食べてしまい、ついには溜めきれなくなった体の中のエネルギー(光)をキャッチボールのようにあちこちに放っぽり出している、、 というような印象を受けました晴れ

(ちなみに喜びの島を英語ではそのまま The Happy Island と言いますが、この言い方、何だか軽い感じがするので私はあまり好きではありません。笑)


最近また彼に関する本を何冊か読み返してみたり、演奏やインタビューを見たりしていますが、曲の具体的な情景描写が特に素晴らしいです。

譜面を見たときにパッと、頭の中に風景 -匂い、温度、記憶の繋がり、色彩などまでを含む風景- を感じるのだろうなぁと思います。


例えば、

・シェイクスピアの道化たちを全員集めたような大音響でひたすら明るい《ベートーヴェン:ピアノソナタ op.10-2 4楽章》

・二日酔いで、塩水を飲みたがっている男。ところが水道水しかない。そのためひどく怒り狂っている《ブラームス:パガニーニヴァリエーション1集第8変奏》これの主題は、暖かいスープなしで食事をするようなつもりで、そっけない輝き。

・フローベールの“ボヴァリー夫人”での聖油式の場面のような雰囲気が漂う《ベートーヴェン:テンペスト》 (お恥ずかしながら、フローベールのボヴァリー夫人は読んだことがなく粗筋しか知らないので、想像云々の前にわからない・・・!近々読んでみたいと思います。)

・小さい花火、虹のような花火、そして打ち上げ花火を、自分の乗っている箱馬車の窓から投げ出して放出する・・・花火の色はマティス風で、まばゆい輝きがある《ラヴェル:左手のための協奏曲》

など。(ユーリー・ボリソフ、リヒテル著 宮澤淳一訳 リヒテルは語る-人とピアノ、芸術と夢- より)


リヒテルが亡くなった日のことは良く覚えています。
1997年、私が3年生の時、初めて東京で弾いた記念すべき夏の日でした。

リヒテルが死んでしまった。。 私からは遠い遠い存在の人なのに、ひどく身近に感じました。


彼が生きている間に、一度でも生で聴きたかった・・・




過去の大芸術家たちは本当に面白い!

今、中村紘子さんの 《ピアニストという蛮族がいる》 を読んでいて、改めて、会ってみたかった人がたくさんいます。

トスカニーニとホロヴィッツ一族はおもしろそうだなぁ、と思ってみたり雷 (トスカニーニの娘とホロヴィッツが結婚しています。)









さてさて! 話題は180°変わって、最近我が家でヒットのイタリア~~ンなお魚料理

黒カレイの漁師風アクアパッツァ

Cheers!

とっても簡単ですが、最高に美味しいです!

それにオリーブ油を使うので体に溜まらずヘルシー


レシピ

黒カレイのお腹をとって、カレイが浸るくらいのオリーブ油(ガーリックも入れる)でグツグツ煮る!

すぐそこに、煮るための水を少し入れて勢いよく ジュンッ! と言わせ、(これがアクアパッツァ・・・伊:アクア水が パッツァ跳ねる の意味)

ミニトマトとハーブをパラパラと入れて、10分くらい落し蓋をして待つ。

出来上がり!

Cheers!

母はハーブソルトで味付けしていました。


漁師さん風、大胆料理・・・ma, BUOOOONOOOOOOOOOOO

残ったオイルをパンにつけて食べるのがまた最高!

(そう言えば、私のブログでお料理レシピは初めてかも。これでも大学時代は、気が向いた時には!、まずまず自炊していたのです^^w)


ボストンの寮で作って、皆に振る舞ってあげたいくらい美味しいドキドキ

日本人が、伝統的な日本の母の味より先に、伝統的なイタリアンマンマの味になるかも・・・!?

大丈夫、知り合いに巻き寿司の英語版レシピも頂いたので Japanese SUSHI Party もできます!笑

巻き寿司はこれから練習だけどね。。

(・・・私、何しにボストンに行くつもり?笑)






5月ももう半ば、家の近くの桜が昨日やっと満開になりました桜


Rui
今、新しいレパートリーをマイケルと話し合っているところです!

レパートリーリストをデータで送って、それをお互いに見ながらメールのやり取りで話を進めています。

アメリカと日本でも距離感なく話せてしまう。

本当に便利な世の中






今日は、ご近所に住むおばちゃんがピアノを聴きに来てくれました!

ショパンのノクターンとか、映画音楽とか、月の光などの名曲アルバムと、華やかなラフマニノフの小曲をいくつか・・

祖母も一緒に聞いてくれましたが、祖母は最後に弾いた エリーゼのために が一番良かったみたいニコニコ






母の日。


お店に行ってみて、カーネーションよりも、ガーベラの濃いオレンジが気に入ったのでガーベラにしました。

入試の時にボストンで買ってきた、壁掛けのガラスの一輪挿しに入れて飾るととってもお洒落です!!!

Cheers!


Newburry St. にある、すっごく可愛い雑貨屋さんで買いました。

お店の名前を忘れてしまいましたが Fireなんちゃら だったような気が・・・(笑)

お店にあるものが色々可愛くて、全部全部見たくなっちゃって、笑顔が優し~い店員さんとおしゃべりしながら、結局1時間くらいいました。

素敵なお店だったなぁ。

また行こう。



Dear My 母

いつもありがとう

Rui