光りすぎて真っ白の太陽に、雲一つない空。
真夏日が続いているボストンですが、来週はずっと雨の予報。
今のうちに光を楽しまなければ!
でも、学校内で唯一エアコンのある練習室が西日がもろ弾いている顔に当たるまぶしい部屋で、日没の6時~7時あたりは眩しいのなんのって。笑
とは言え、エアコンがないと練習しながら集中できなくなるほど汗だくになるし、エアコンの部屋で長時間座っていても筋肉がかたまってしまう気がするし、なかなか難しいものです。
じゃぁ、日陰の部屋で扇風機が良いかな?とも思うのですが、こんなにも良い天気の中、練習で室内にいなければならずビーチにも行けないのだから、せめて光くらいは感じていたいと思ったり。
愚痴っぽくなれば幾らでも文句は言えますが、なんだかんだ言って夏が一番大好きな季節で練習もはなどる季節です

さて、ブログタイトルの「スペインの宿」ですが、実際にスペインにある”エリターニャ”という宿にいつか行ってみたいなぁというお話。
アルベニス作曲の組曲「イベリア」の一番最後を飾る曲”エリターニャ”は、スペインのセビーリャの城門外にある居酒屋兼宿泊施設”エリターニャ”の名を取って付けられました。
とても見つけるのが難しい場所にあるらしく、地図と聞き込みを便りに行ってみた方の苦労話は有名です。
そんな”エリターニャ”ですが、ドビュッシーが以下のように絶賛した曲です。↓
『この曲は冷たいワインがある宿屋を見つけた朝の喜びだ。いつものように大勢の人々が行き交い、タンバリンを鳴らす音と共に彼らの笑い声がはじける。 音楽が、かつてこれほどまでに多彩な印象を生み出し得たことはなかった。あまりにも多くの映像を見過ぎて、くらんだ眼を閉じたくなるほどだ。』
本当に輝かしい曲で
”当時のスペインの人々の笑顔が全て焼き付けられている” ようです。
「イベリア」全12曲の中でアルベニスは自分史の旅に出ますが(と私は解釈している。最晩年の曲だし。)特に全曲通した時にこの終曲の明るさには、聴衆も自分自身も救われることでしょう。
来年全曲弾きますが、実際に11曲目の終わりにくいっとワインを一杯飲んでからエンディングにとりかかりたいくらい!笑(冗談です)
日本は梅雨明けしたのでしょうか?
夏バテに気をつけて、でもギラギラの太陽を楽しんでお過ごし下さい


Rui