Boy's Dreams | 白く染まれ!

Boy's Dreams

子供の頃は


今という時が楽しければ

それだけで満足だった。





何の疑いもなく


確かに、そう思ってた。




目に映る景色すべてが新鮮で



毎日が感動の連続だった。






大人になれば



今が楽しければ楽しいほど



明日という日が、不安に変わってた。





いつの間にか


花や月を見ても






素直に、綺麗だと言えなくなってた。






仲間と騒ぎ、笑い転げた日々も





やがては孤独へと変わってゆく…。





そんな風に考えたら

何だか怖くなってた。





あの頃は

どんな絶望だって



きっと、乗り越えられる。




そんな自信さえあった。



それは、きっと







大切な仲間が隣りにいたから…










大人になるのが

夢を捨てることだと


気付いたとき





「過去にはもう、二度と戻れない…。」





悔やんでも悔やみ切れない


過ぎ去りし時間たちへ…







これから訪れる無限の未来に



希望の光を見出だせますように…。




今は、そう願う。







たとえば


少年の心で

この世界を

見ることができたなら







花や月を見て


素直に美しい、と想えるだろうか…






そんな純粋さが


いま…欲しい。





たとえば


世界の何もかもを否定したとしても






自分だけは信じていたい。







幼い頃に

抱いてた夢や希望は







「叶わなかったんだ…。」






そう言い切ってしまえたなら







少しは自由になれるかな?







この先

何かに行き詰まったとき




あの日の少年の夢は


いつか、再び


















明日に向かって

走り出すだろう。