元NHKアナウンサー杉山 邦博氏の講演はその言葉から始まった。
日本を代表する一流の方々、
イチロー氏、王 貞治氏、高橋 尚子氏
そして、日本人より日本の心を持っていると言われる白鵬氏、
歴史にのこる記録をつくった彼らについて杉山氏が語る。
彼らに共通する心は、
人に勝つというスタンスで挑んでいるわけでなく、常に自分自身と戦っている。
勝ったときには、喜びたい気持ちを抑し、負けた人の気持ちになり言動を慎む。
どんなときも謙虚な気持ちを持ち続け、自分自身と客観的に向き合う。
日本の国技である相撲界にて
『我未だ木鶏たりえず』
かつて双葉山氏が、連勝がストップしたときに、語ったお言葉にもそのような心がうかがえたそうだ。
杉山氏の、臨場感ある講演を聴講させて頂き、
前に出ることなく常に自分をひかえめに、
どんなときも謙虚なその姿は、日本人が忘れかけていた、抑制の美といえる、
そして
決して相手に惑わされたり奢ることなく、常に自分を見つめ直し向き合うその姿勢は、
強さであり、
その力が
真の美しさを生み出す(⌒▽⌒)
と、私は思う。
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