ペットを連れて散歩している人を見かける事は多いです。

大概の人は、エチケット袋を持っていて、スコップも持参しています。

それがマナーです。

とある家のボイラーに灯油を入れていました。

その家は、自分の家と、奥の工場用のタンクと2つあるから、4キロ降ろします。

私は、タンクの上に乗り、ノズルを入れて

10分くらい、そこにいます。

その家の敷地にローリーを入れて、5メートルくらいホースを伸ばして作業するから、メーターは見える状態です。

その家の隣が、俗に言う、ヤーサンの愛人の家と噂されています。

一応、駐車場は公道に隣接しているけど、歩行者は問題無く歩けるスペースは有りました。

その駐車場に、イギリスの高級車が停まっていました。

この職業の人は、不思議と車は綺麗にしています。

普通は、黒が多いけど、何故か白でした。

しかも、パールメタリックホワイト。

ホイールは、スーパーホワイトで、特注品でしょう。

利光の兄弟分だったから、たまに手洗いをした事が有ります。

ワックスは、やり方を教えて、舎弟達がやっています。

私が見ていると、その舎弟の一人が挨拶に来ました。

田代の叔父貴の身内の方、その節はありがとうございました。

私は、タンクの上から、会話していました。

そこへ、近所の嫌われ者の女性がミニチュアダックスを散歩させていました。

うちの会社も、その女性の会社と取引があったけど、支払いで揉めて、去年一杯で取引を止めました。

とにかく、狡い女性です。

近所とのトラブルは絶えない人です。

おい、あの犬、ロールスロイスに小便するかも知れないから、動画を撮れ。

私は忠告しました。

ヤーサンは、動画でミニチュアダックスを撮影していたら、案の定、ホイールに小便しました。

もう一人のボディーガードが、犬を捕まえました。

女性は、文句を恐々言いました。

そこへ愛人の家から、ロールスロイスの持ち主が出て来ました。

何だ、そのうるさい犬は?

経緯を話ました。

そして、犬を降ろしたら、なんとボス格のヤーサンを噛んでしまいました。

一同、真っ白になりました。

その一部始終は、動画に撮れています。

私も、この展開は予想外です。

女性は、逃げようとしましたが、逃げれませんでした。

治療費、払って貰うからな。

とんだ失敗しましたね。

ペットに噛まれた場合は、全額飼い主負担です。

仮に、狂犬病の予防接種をしていなかったら、凄い事になります。

舎弟が、兄貴分に動画を見せました。

田代の兄貴のお身内の方、ありがとうございました。

私には、笑顔を見せて、女性と犬を乗せて去りました。

殺しはしないだろうけど、凄い金額を請求されるでしょう。

ペットが粗相した上に、人を噛んでしまいましたから、裁判になれば負けます。

しかも、民事だから警察は介入出来ない。

動画で一部始終は撮影されています。

数日後、利光に会ったら、ロールスロイスのヤーサンに礼を言われたと言っていました。

1ヶ月くらいしたら、その女性の自宅は空き家になり、借家、入居者募集の看板が貼って有りました。

ペットの躾は大切です。

ホイールに小便くらいなら、安く済んだけど、ヤーサンに限らず、他人を噛んでしまったら、治療費は高いです。

うちの社員が、灯油の配達中に、ドーベルマンに噛まれた時には、5万くらい治療費かかりました。

8針縫って、1ヶ月通院しましたからね。