翌日も、奈保子と一緒にいました。
ドライブデートをしました。
そして、女性の口説き方、禁句、仕草のチェックを細かく教わりました。
最後のレッスンは、キスの仕方でした。
女性を蕩けさせるキスのやり方を教わりました。
これで終われば、ただの下ネタブログです。
実は、奈保子は、私の子供を産むと言うシークレットミッションが有りました。
妊娠する確率の高い時に、私と濃厚なエッチをしました。
私は、それを知りませんでした。
奈保子は、翌日から東京に戻りました。
私は、それから一度も奈保子には会っていません。
20年後、私は頭領に用事が有りました。
裏の仕事の依頼でした。
その仕事は、女から情報を抜く仕事でした。
頭領は、少し考えてから、一人のハンサムな男性を呼びました。
顔は、昔、見たハニートラップ要員にそっくりでした。
しかし、声、話し方、身のこなし、私に瓜二つでした。
頭領、もしかしたら、この男は、私の息子か?
この男は、有能な男です。
ハニートラップ、暗殺、尾行、盗聴、盗撮、全てパーフェクトに仕事しますよ。
私は、試しにキックを仕掛けました。
紙一重で交わされ、逆にキックをして来ました。
5分くらいスパーリングに近い事をしました。
やはり、私の息子だと実感しました。
私からの依頼を完璧にこなした褒美に、食事をご馳走する約束をしました。
しかし、約束は果たせなかった。
約束の前夜、ヤクザの抗争に巻き込まれ、流れ弾が当たり、2日後に死亡しました。
戸籍上の父親は、ハニートラップ要員の男性でした。
彼に似せた整形手術をしていたから、周りは信じていました。
頭領は、自分の後釜に、私の息子を着けようとしていました。
それを発案したのは、祖父だと葬儀の時に教えてくれました。
分家の血を入れて、表裏一体の体制にしたい。
それが祖父の理想でした。
私は、息子と会話する楽しみを奪われました。
私は、通夜だけ参列しました。
どうしても、葬儀の日は、来れない用事があったからです。
縁が無い。
その一言で片付けるしか無いのでしょうか?
普段、饒舌な私が3日ほど寡黙になりましたよ。