東京には、オーナーの知り合い、昌光の同級生などフェラーリオーナーが10人くらいいます。
その中の一人に、フェラーリのメンテナンスとROMチューニングを頼まれて、一週間預りました。
東京にも、知り合いのチューニングショップは有ります。
フェラーリイタリアなら、私もオーナーの車でノウハウはあるから、イタリア仕様から日本仕様にパワーバンドを替える事を頼みました。
チューニングショップのピットで、タイヤ交換して、サスペンションも調整しました。
細かい事は書けないけど、全くの別物、乗り易いフェラーリにしました。
夜間、首都高速を流して仕上げました。
持ち主は、運転が余り上手くないから、そのレベルが楽しめる仕様にしました。
その間、私のBMWを貸して有りました。
今日、フェラーリを納車して、BMWを取りに行きました。
とある病院の地下駐車場に入りました。
今日は、その後で買い物するからボディーガードの前田を連れて行きました。
地下駐車場の関係者専用通路を通って、中に入りました。
用件を伝えて、フェラーリの持ち主を呼びました。
昌光の親友で、私とは数回会っています。
真田さんのBMW、運転して楽しかったです。
こういう車になっていますか?
乗り心地を良くして有ります。
地下駐車場で、細かい説明をしていたら、一台の霊柩車が出て行きました。
しかし、その霊柩車は普通じゃなかった。
運転手、助手席の人間は、完全防護衣を着用していました。
あれは、自衛隊の細菌部隊が着ているタイプでしたよ。
前田がポツリと言いました。
武漢ウィルスの死者ですよ。
これから火葬場に直行して、遺体を焼きます。
フェラーリの持ち主が教えてくれました。
武漢ウィルスで死ぬと本当にこうなるんだ?
家族が最後の別れが出来ない事は、寂しい旅立ちです。
この病気の恐ろしさ、感染力の強さを改めて知りました。
完全防護衣を着て運転するドライバーも目立つから嫌ですね。
しかも、事故を起こしたら一大事です。
伊豆では、こんな事を見る機会は少ないけど、感染者の多い東京では、こんな事が毎日のようにある現実を知りました。