先程の富士山を撮影後に、富士吉田に向かいました。
久しぶりに美味しいソバを食べに行きたかったし、秘書のマユミに本当の美味しいソバを食べさせてやりたかったからです。
ただ、ネックは青木ヶ原樹海を通る事です。
朝霧高原からの富士山を撮影したかったから、このルートを選びました。
昼間なら、幽霊は出ないだろう。
その考えが甘かった。
青木ヶ原樹海を走った事のある人は、分かるでしょうけど、長い直線が有ります。
その入口に、一人の女性が恨めしそうに私達の車を見ていました。
フェラーリイタリアですから、左ハンドルです。
私は、視線が合ってしまいました。
オーナーにテストドライブを頼まれましたから、少しエンジンを回す予定でした。
前に車がいない事を確認して、アクセル全開にしました。
捕まったら赤キップのスピードに直ぐ達しました。
そして、信号に止まるまでノンストップで走りました。
多分、新幹線並みのスピードまで出たかな?
マユミは、ジェットコースター並みに楽しかったと余裕綽々でした。
これなら、ドイツのアウトバーンで助手席に乗せても大丈夫だと思っていました。
その時、ふと左側を見たら、さっきの女性がフェラーリの横に立っていました。
信号が青になった瞬間、ホイールスピンするくらい加速しました。
しかし、女性は付いて来ました。
浮遊霊です。
マユミに、バッグに入っている浄めの塩を出してもらいました。
呪文を唱えて、窓を開け、塩を女性にかけました。
女性は、それを浴びたら動かなくなりました。
昼間に出る霊は、強いです。
まだ新しい霊でした。
今年は、年間3万人の自殺者が出ると予想されました。
彼女も、その一人でしょう。
本当に恐ろしい瞬間でした。