飼い犬も飼い猫も、自分を独自にランキングしています。
飼い犬は、一緒に狩猟するから相棒、もしくはランクが上の存在と認識しています。
ライフルで、鹿や猪を射殺する瞬間を見ているから、私や父親には勝てないと分かっているから、主従関係の構築は比較的楽です。
その一方、猫はプライドが高いから、自分を人間と同等だと思っていました。
しかし、私と父親が鹿の解体で返り血を浴びて帰って来ました。
玄関まで母親に殺虫剤と濡れタオルと着替えを持って来て貰いました。
ロシアンブルーは、鼻が利きます。
玄関の血の臭いを嗅ぎ付けました。
好奇心旺盛な猫です。
母親に着いて、二階から降りて来ました。
ロシアンブルーは、外を歩く事が嫌いで、外に出る時は、家族の誰かの肩に乗ります。
そして、私と父親の姿を見て驚いていました。
甲斐犬が母親と猫を見て、近寄りました。
ロシアンブルーは、初めて近くで甲斐犬を見ました。
猫は、高い場所にいる時は、強気です。
母親の肩に乗っているから、調子に乗って、甲斐犬を威嚇しました。
すると、甲斐犬はロシアンブルーを睨みつけて、一声唸りました。
猿との死闘を終えて殺気立っている甲斐犬の迫力にロシアンブルーは、恐怖の余り、母親の肩の上で、腰を抜かして失禁しました。
ハウス
この、私の一声で甲斐犬は、犬小屋に入りました。
この時から、ロシアンブルーは、私と父親を自分より上のランクと思うようになりました。
あの怖い甲斐犬より強い人間と認識したからです。
ペットは、人間が優しいと自分より格下と判断します。
それで、ワガママになると手がつけられなくなります。
ロシアンブルーは、この時から、自分は妹しか格下がいないと思うようになり、暫くは、私と父親を恐れていましたね。