女性は、メイクアップで変化します。
美女になるメイクアップも有れば、その逆も有ります。
三國志の有名人に、諸葛孔明がいます。
その妻、月英は美女として有名ですけど、諸葛孔明の妻になるまでは、わざと醜い容貌にメイクアップしていました。
美女は、黄巾族に拐われる時代だった事も有りますけど、自分の本当の姿を見抜く男性に嫁ぎたいと思っていたからです。
孔明と月英の出逢いは、偶然でした。
たまたま、用事があり、月英の家を孔明が訪れて、月英から茶などの接待を受けました。
孔明は、月英の所作から雅を感じ、帰り際に月英の父親に、娘を嫁に欲しいと告げました。
孔明は、当時から天才として有名人でした。
月英も、相手が孔明なら拒む事が有りません。
孔明は、月英と初めて二人きりになった時に言いました。
私には、本当の美しい姿を見せて下さい。
貴女の美しさは天女並みのはずですよ。
月英は、本当の美しさを孔明に見せると同時に孔明の見識の高さに驚きました。
私の旦那様に相応しい男性。
まさしくそれが孔明でした。
美女である事、それが必ずしも幸福であるとは限りません。
自分の嫌いなタイプの男性に、言い寄られるリスクも有ります。
それに、美女は同性からのやっかみの対象にもなります。
実は、有華も月英を演じていました。
地味なメイクアップに、黒渕メガネに、ダサい髪型をして、自分の美貌を隠していました。
秘書課と言う美女の苑では、目立つ事が災いになる事を知っていたのです。
私の秘書になっても、普段は相変わらず地味なメイクアップをしていますが、休日に二人きりになると、美貌に相応のメイクアップをするようになりました。
私がメイクアップをするからですけど。
ダイヤモンドの原石を拾った気分です。
磨けば光るけど、やり方を考えています。
30歳まで男性と付き合った事が無いから、純粋で奥手です。
目立たないから、誰も手を出さなかった。
私には出来ない人生を歩んで来た女性です。
それだけに、面白い話をしてくれます。