オーナーは、他人とは違う事が好きな人です。
だから、車のチューニングにも、異常なまでに拘りを見せます。
金に糸目を付けないとは、オーナーのような人を言うのでしょう。
先日、オーナーの家に少し寄りました。
まだ、NSXは、セットアップしている最中です。
まだ、足回りのセットアップが決まりません。
昌昭君、NSXの次は、ロールスロイスをチューニングしてみようか?
流石に、私も驚いたけど、実際には無理でしょう。
パーツが無いし、かつてレースをしていたベントレーのパーツを流用するやり方もあるけど、ブレーキと、エアロパーツがキツいかな?
第一、ロールスロイスを下手にチューニングして走った日には、人格を疑われます。
あんなに、シャーシの大きい車は内輪差が大きいから、走りには向きません。
そう言って、オーナーを嗜めました。
普通なら、そこで、ああ、そうなんだ?
と、言って話が終わりますけど、オーナーは違います。
ちょっと待っていてね。
奥の部屋に行って、大金を持って来ました。
これで、昌昭君の面白いと思った珍しい車を買って、チューニングしておいてよ。
楽しみにしているよ。
印鑑登録などの必要書類は後から送るから。
オーナーは、こういう人です。
信用している人間には、ポンっと数千万円を渡してくれます。
8月までは、時間を割けないし、欲しい車が直ぐに入る保証はないと言っておきました。
オーナーは、アメリカ車が嫌いですから、国産か、ヨーロピアンです。
暇な時にカタログを見る事になりそうです。