喪う物が無い兵士ほど怖い物は有りません。
日本でも、二度、死兵が大暴れしました。
一度目は、湊川合戦の楠木正成の捨て身の切り込みに、圧倒的大軍を誇る、足利尊氏の本陣があと少しで、楠木正成の軍勢に突入されそうになりました。
足利尊氏の軍勢は、九州の精鋭と、当時最強をうたわれた、坂東武者の連合軍団です。
それを以てしても、足利尊氏に苦杯を味会わせた、楠木正成の勇猛さは、恐れ入ります。
もう一度は、私の先祖、真田幸村の大阪夏の陣での捨て身の突撃です。
前日に、伊達政宗の誇る、騎馬鉄砲隊を撃破して、勢いは有りました。
5000の兵士で、十倍以上の徳川家康の軍勢に攻撃を仕掛けました。
三方原以来、本陣の旗が倒されました。
幸村様は、真田の武名を誇示したかったのです。
名を挙げてこそ、武将です。
今夜、日本が対戦するポーランドは、FiFAランク8位の強豪です。
しかし、予選敗退が決定しています。
実力があるチームなのは確かです。
評論家達は、日本の勝ちを楽観的に見ていますけど、それは甘いですね。
勢いだけで、勝てるほどポーランドは弱くないです。
むしろ、一勝に拘る意地は、予選突破を目標とする、日本には最強の敵となりました。
初戦のコロンビアより、ポーランドの方が怖いと、ワールドカップが始まる前から言われていました。
勝負は、何が起こるか分かりません。
今夜のポーランド戦は、きっと死闘になるでしょうね。