私は、早朝出勤ですから、たまには早く帰宅する日が有ります。
そんな時に、宣長の家に寄りました。
休みで家に居た宣長のAW11に、久しぶりに乗りたいと思った事も有ります。
AE111の4AGエンジンにターボを積んだチューニングカーです。
ターボは、IHIです。
エアロは、TRDのワンオフです。
ツインプレートのクラッチは久しぶりに運用します。
宣長の家の近くには、手頃な峠が有りますから、そこを走りました。
峠を昇り始めたら、見覚えのある86が前を走っています。
うちの会社のガソリンスタンドのマネージャーの長田です。
宣長のAWも少ないから、長田も後ろから来るのは、宣長だと思っているでしょう。
長田の86もターボを積んでいます。
あちらは、TB06です。
長田は、振り切ろうとしましたが、私はきっちり付いて行きました。
頂上でUターンして、下り坂になりました。
いろは坂のような連続ヘアピンで、勝負に出ようと決めていました。
長田も、懸命にドリフトして逃げようとしていました。
私は、グリップ走行して、タイヤを温存していました。
同じエンジンだから、負けたくない気持ちは、お互い様です。
ただ、私と長田では、修羅場を踏んだ数が違います。
私は、箱根と言う日本屈指の激戦地区を走っています。
駆け引き、テクニックも有ります。
サーキットや、タイヤメーカーのテストコースで、いろいろ学習しています。
5連続ヘアピンの3つ目で仕掛けて、4つ目で抜きました。
後は引き離しました。
峠の入り口の駐車場に車を止めました。
20秒くらいしてから、86が来ました。
長田、まだまだ走り込みが足りないな。
あっ、部長でしたか?
エリアマネージャーかと思っていました。
長田は、驚いていました。
部長は、ポルシェかと思っていました。
良く考えたら、エリアマネージャーは、部長の甥でしたね。
しかし、凄い伸びるエンジンですね。
長田、ターボの使い方の違いだよ。
このAWは、ROMを替えてあるから速いんだよ。
顔には出さないけど、AWに負けて、長田は86乗りとして、悔しいでしょうね。
逆に、私は86に勝てて、AWドライバーとして嬉しかったです。