直美と面接が終了してから、母親のジャネットを呼んで、三人で食事をしました。
本当なら、ディナーにしたかったけど、最初は軽くランチにしようと、ジャネットの提案でランチになりました。
私の知り会いの寿司屋に行きました。
昼飯のピークが過ぎて、空いていました。
カウンターで、お寿司を食べるなんて、直美は初めてだと言っていました。
それでも、ちゃんと行儀良く食事する娘を見て安心しました。
真田さん、娘さんですか?
目許がそっくりですね。
寿司屋の大将に言われてしまいました。
そんなに、お父さんに似ていますか?
直美は、嬉しそうに言ってくれました。
皆、そう言うでしょ?
ジャネットも、相槌を打ちました。
直美も、お母さんも、遠慮しないで、沢山食べなさい。
私がそう言うと、ジャネットは泣いてしまいました。
マックに、お母さんと言って貰えるなんて、本当に幸せだわ。
ジャネット、君も、私をお父さんと呼んで構わないよ。
やっと、両親が揃ってくれたね。
直美が、万感の想いを込めて言いました。
家族揃って暮らすか?
私が言いました。
マックの気持ちは、本当に嬉しいけど、今からは忙しくなるんでしょ?
もう少し落ち着いてから考えてみましょう。
私も、直美も、お父さんと暮らしたい気持ちはあるから、大丈夫ですよ。
親子三人の会話
何でもない、細やかな幸せ。
しかし、直美は4月になれば出て行きます。
私は、ジャネットと暮らせるかな?
微かな不安は有ります。