私には、どうしても理解出来ない事が有ります。
どうして、叔父は、命を削る覚悟してまで、岩間夏美さんに会いに行ったのでしょうか?
しかも、筋肉強化ステロイドで、ドーピングしてまで行く必要があったのだろうか?
会社での叔父は、理性を優先させる人です。
場合によっては、冷酷非情な決断をするから、一部の部下は叔父の事をドライアイスの剣、オーベルシュタインと呼んでいます。
これは、銀河英雄伝説に出て来るキャラクターですけど、本当に冷酷だけど頭の回転が早い有能な人物です。
冷静に考えたら、ガンが悪化してしまう事は明白です。
だから、私や母親、伊豆の大叔父の反対など身内は総反対しました。
ここまで反対されたら、いつもの冷静な叔父なら行きません。
しかし、叔父は行きました。
しかも、感情的になっていました。
ここで行かなければ生涯後悔する。
どうしても、行って話をしたいんだ。
それで死ぬなら本望だ。
どうせ人間はいつか死ぬんだ、ならば後悔する人生は歩きたくない。
叔父がそう言ってしまえば誰も反論出来ませんでした。
東京から帰って来た時の叔父の顔は、真っ青でした。
でも、何かを成し遂げた達成感はあったのか、肉体的にはキツいはずなのに、満足そうな顔写真をしていました。
6時間の為に命をかける?
端から見たら馬鹿だろうな。
でも、それだけの必要と価値はあったんだよ。
叔父は、そう言ってましたが、東京で、叔父は何をして来たのだろうか?
それが疑問です。