近所だけど普段は通らない一昨日の夜道。
わずかに聞こえるネコの鳴き声。
たぶん子猫だ。
親ネコを呼んでいるのか、お腹が空いているのか、近づくにつれ何かをを求めるしっかりとした鳴き声。
小さな子ネコと目が合ったのも一瞬、彼は逃げて行った。
大丈夫だろうか?と思いつつ、きっと親ネコがむかえにくるのだろうとその場を去った。
翌日、もんやりと昨日の子ネコの鳴き声が頭の中をふわふわとめぐる。
お店を閉めてから、やはり気になって昨日の例の場所へ。
まだ、鳴いている。
昨日より不安めいた、鳴き疲れた、かすれた声。
親とはぐれたか?誰かに捨てられたのか?
どうしよう?姿をを見てしまったら、こちらも覚悟しなければいけない。
と、考える間もなく、目ヤニだらけの小さな目と合ってしまう。
ハイ。わかりました。
とはいえ、すぐに近づくのは礼儀に欠けるし、一度、失敗してしまうと、とんでもない時間を費やしてしまうネコの保護。
すぐにでも抱きかかえてあげたい気持ちをこらえて、「君のことは何も意識していませんよー。」と知らぬふりをきめこんで、少しの間、可愛らしいけど切ない鳴き声を聞いていた。
「さて、やるか!」と思ったと同時に、子ネコは一瞬で逃げて行った。
逃げられてから、しばらくして、同じく、この子ネコを気にしていたという中学生の女の子が現れた。
ここ数日この調子だと聞いた。
彼女も、この子ネコを何とかしてあげたいと思っているようだった。
結局、2時間ほどかかって、生後2ヶ月くらいだろう子ネコを保護した。
数日間、鳴き続けた かすれた声が痛々しい。
中学生の女の子も、この子ネコを連れて帰ってあげたいと思っていたようだけど、事情により難しいとのことだ。
人には、それぞれ事情がある。
でも、彼女は、子ネコとの別れ際に子ネコのために涙を流した。
それで、十分だと思う。
そういう涙を忘れないで欲しいと思った。
中学生の女の子と別れ、本当に、この中にネコが入っているのかと疑うほどの軽さのカゴを下げながら、ぶらぶらと歩いた。
あとは、一緒に暮らして、もう2年になる先住ネコとうまく慣れてくれればいい。
ネコは、「飼う」のではなく共に暮らす存在だと思う。
そして、色々なことを教えてくれる。
あの澄んだネコの目の視点に少しでも近づければ、今までと違った視点で、ものごとを見ることが出来るし、また学ぶことも大きい。
人それぞれ感じるところがあると思うが、わたしは「色々なことを平等な視点で見て、感じて、行動すること。」の強さを彼らから、あらためて教わった気がする。
そして、この子ネコもまた何かを伝えてくれるだろうと思う。
怯えて鳴く時間は、もう終わった。
これから一緒に幸せな時間をたくさん過ごそう!!
そんな、ネコのお話でした。
目出度し目出度し!!
それから、お店の宣伝を少し。
Saleはじまりましたー!!
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