とりあえず、今年を振り返ってみよう!そうしよう!

やっぱり、我が家にとって1番大きかった出来事は、ハルちゃんの短期留学。
ハルちゃんは、身体は人一倍大きいが、中身がとても幼く1人では電車に乗ることすら出来ない

そんな彼が、1人で飛行機に乗って海外に出かけたのだからそりゃもう驚きである

そして更に、たった1人で行った先で全くホームシックにかからないという衝撃。
急激な親離れに嬉しいような寂しいような複雑な心境になったのを今でも覚えている。
ほんのたまーに届くLINEには「楽しい
」の言葉だけが踊っていた。
」の言葉だけが踊っていた。幼稚園の年中からラグビーを始めて早10年。ラグビーを“嫌い”とも“イヤ”とも言ったことはないし、“楽しい”とか“好き”と言っている。
でも、留学中のハルちゃんの「楽しい」は、日本にいる時の「楽しい、好き」とは違うと感じた。
純粋にラグビーをする事を楽しめる環境にあるようだ。
日本では、ラグビーは辛く厳しい練習を乗り越えてこそ強くなるという考え方が主流だと思う。私もそう思う。
あれほどハードな競技をやるには、生半可な肉体やメンタルではとうてい闘えないし、ラグビーを続けることすら難しいと思う。
だからこそ、日本では厳しく指導されるのだと思うが、ニュージーランドでは少し違うように感じた。
とにかく練習中の雰囲気が明るい。リラックスしながらノビノビ生き生きと練習している。やってる内容はハードなのにも関わらず、だ。
その雰囲気の違いの理由は、ニュージーランドの国民性や指導者にあったと思う。ニュージーランドでは、怒らない子育てが主流なんだそう。褒めて育てる国民性らしい。
ハルちゃんが留学した学校には、プロコーチが在籍していたが、やはりとにかく怒らない。
まず、褒める。そして、指導すべき所はキッチリと伝える。あくまで穏やかに。
それの繰り返しで練習は進んでいく。褒められ教えられストレスなく練習が出来たらそりゃ子供達は楽しいし、もっと練習したくなる。
日本では、苦手なジャンルを徹底的に指導され失敗したら罵倒されペナルティを課される事が当たり前だったハルちゃんからしたら目からウロコだったと思う。同じラグビーなのに国が違うだけでこんなに指導方法が違うのかと。
この指導方法が、元来、奔放なハルちゃんの性格にぴったりフィットしたようで、僅か1ヶ月半の留学だったにも関わらず、スピード、パワーに於いて目を見張るような成長を遂げて帰国してきたのである。
実際、私たちもニュージーランドに行って指導を目の当たりにしてその違いに感銘を受け、帰国後のハルちゃんの成長に舌を巻き、今ではすっかりニュージーランドラグビーの信者である

ハルちゃんがこれから先もラグビーを続けていくにあたって、私たち夫婦もニュージーランドの人々を見習わないといけないなと心底思った。
私たち夫婦は、ハルちゃんに将来を見据えたモノの考え方をして欲しいのだが、なかなか伝わらなくてもどかしい事がたくさんある。
例えば、クラブが終わってスマホを触ってる時間があるのなら、体幹トレーニングでもしておけば?とか、早起きしてランニングに行けば?とか、将来の為に英語の勉強しとけば?とか。
私たちにとっては、ハルちゃんの事を思っての発言だが、中2のジャリボーイにとったらただの煩い小言、将来なんてクソくらえ、今が楽しけりゃそれでいいんだっ!ぐらいの考えなので、当然反発する。
反発されると、言っている事は間違ってないと怒る私たちと、分かってる、後でやるからいうジャリボーイとの紛争が勃発する。
このくだりを日々くり返している。いらないルーティンである

ダラダラしている息子の将来を心配して、あれこれ指示して無理矢理にでもやらせようと私たちは思うけれど、自分の考えなしに人から強制され、そのミッションをこなしたところで、ちゃんと身についているのかと聞かれれば「?」な気もする

強制するのではなく、自発的にやるようにうまーく持っていくのが実は親の役目なのかな?と思う。めっちゃくちゃ難しい事だけど心がけていこうと思う
ニュージーランドに行ってハルちゃんはラグビーを、私たちはわが子をへの接し方を学んだ。
これからは頭や心を柔軟にし、聞く耳をしっかり持ってたくさんの新しいこと、いい事を吸収していきたいと思う。
自由な雰囲気にすっかり溶け込んでいたハルちゃん
