
いわゆる、生活習慣やストレスなどによって腸の運動がうまく働かなかったり、直腸に便がたまっても便意を感じられないことが原因で起こる「機能性便秘」というモンスターと、彼女は長い間親交を深めてきた。
その親交をかれこれ十数年取り持ってきたのはセンナ茶というすぐれものだ。
ここだけの話だけど
、友人がセンナ茶とお近づきになれたのは十数年前のあのおぞましい事件がきっかけだった
。しかし、彼女は人生においてのそのめちゃ痛い経験を全く 覚えていない という。
その事件が起きたのは真夏のある夜だった。時刻は1a.m.
ぐっすり寝ているところ、部屋の電話が鳴った。不機嫌に出たら、友人が電話の向こうで「う~」と呻っているのではないか。
「う......お腹が痛いよ!頼む!病院に連れて行ってくれ!」

受話器から伝わってくる友人のその様子は尋常ではなかった。
もしかして食中毒かもしれないという。早速愛車のポンコツホンダアコードを飛ばして友人宅へ。
ドアを開けた友人の顔は真っ青にゆがんでいた
。這うように車の後ろ席に乗った彼女を一刻でも早く近くの救急病院へとアクセルを踏み込んだ!
「もう少しの辛抱だからね。大丈夫?我慢できる?」
バックミラーに彼女の姿は見えなかった。
「う~。ダメ~.......いたいよ~。もう死ぬ~」
後部座席で彼女が苦しそうに唸っていた。
15分後、病院に到着し、友人は救急診療室に入って行った。
大事に至らないことを祈りながら待合室で15分ほど待ったところ、
看護婦が出てきた。
「彼女、大丈夫ですか?食中毒か何かだったんですか?」
「ぷっ」と白衣の天使は噴き出した。
「そんな深刻なものではありませんでしたよ。ただの便秘ですよ!」
え?今なんて言った?
夜中2時のERの待合室で、私は自分の耳を疑った。
なんだよ。ただのフン詰まり かよ

?思わず.........爆笑!

「あと2~3分で浣腸が済みますから、もうじき出てきますよ。」看護婦さんは

しばらくして、バツ悪そうに待合室に現れた友人。
「.........だったんだって。」とか細い声で言う。
え?なんだって?
「ただの 便秘 だったって!」
え?ただのなんだったって?(私って、もしかして、すごいいじわるかも。
)「だから、ただの便秘だったってば!」

ぶっわははーーーーーーーーー。もう我慢できん。
「看護婦さんに聞いたよ。ただの
詰まりでよかったじゃん?」でも、笑いが止まらない。
帰りの車中で、あまりの意外な結末に友人はしょんぼり。

あれから、彼女はセンナ茶の世話になっている。
なんかの拍子でこの忘れがたい事件を彼女に持ち出したら、彼女は
「え?そんなことあったっけ?」
否認でなく、本当に全く覚えていない様子だった。
あの驚天動地の夜を、どうしてキミは全く覚えていないのよ!
まぁ、確かに記憶にとどめておきたいようなスウィートメモリーではないが、あれだけインパクトの強い出来事をこれっぽちも覚えていないんだなんて、キミの脳ミソのしわはきっともう伸びきっているに違いない

もう一度言うが、これはあくまでも友人の話だからね。