ブログ管理と古墳の山口かおりです。
山口のお仕事歴ブログは、
夜間大学2回生の部に入ってます。
｢珈琲館｣グループの喫茶店でバイトし始めました。
子どもの頃から、お菓子作りは好きでしたが
家で料理をすることもそれほどなく、
特に調理の仕事を選んだつもりはなくて
ただ｢喫茶店」の雰囲気が味わいたくて、入った気がします。
実際のところ、それまでは
喫茶店に入ったことはほとんどありませんでした。
マクド（マクドナルドを、関西人は略して「マクド」という）や
ミスド（これはミスタードーナツ・関東でも同じですよね）どまりでした。
そして、特にコーヒーが好き、というわけでもない。
どっちかというと当時は紅茶派。
良い香りのする「レピシエ」の紅茶に憧れたりしていました。
（現在の「ルピシア」です。当時は社名が微妙に違いました）
さて、珈琲館の仕事は、ウェイトレスや調理、洗い物からレジ、と
喫茶店ですること全般でした。
朝に出勤するので、まずはモーニングから。
モーニングで難しいのって、パンケーキでした。
仕込んであるタネを鉄板に流して焼くんだけど、
焦がしたらやりなおしでしょ、朝の忙しい時間に。
パンケーキの注文が入ったらドキドキしました。
そしてコーヒーの専門店なのでドリッパーでコーヒーを淹れます。
高卒で勤めていた、男前なのにちょっと皮肉屋で寡黙な同僚の兄さんが
黙々とコーヒーを淹れる姿は、なかなか見惚れるものがありました。
私はその時はコーヒーの淹れ方が雑で、湯量が多すぎて
その兄さんにため息つかれていたものですが。
私はパンケーキが注文されると緊張していましたが、
ある程度ベテランの兄さんたちに緊張が走るのは
価格の高いコーヒーの注文が入った時。
そういうのを注文なさるお客様はコーヒー通だし、
単純に｢高い豆で下手なコーヒーを淹れるわけにいかない」というのもあって
兄さんたちが、それは真剣にコーヒーを落としていたのを覚えています。
私は高いコーヒーはあまり淹れなかったですね、兄さんらにまかせて。
このバイトは、たしか時給850円だったと思います。
夜学の学費を払っても、少し余裕があったかな。
何しろ自宅から通って、食事も何もかも自宅頼みだったので。
まぁ、学生バイトの醍醐味は、若い衆の人間模様ですな。
次は、珈琲館バイトの仲間の思い出などを。
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