松原さんの『千式』、
今朝は「結婚」がテーマ。
「結婚」の概念が変わる、という話に
頷く。
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一昔前の結婚は、
男性側の目的「身の回りのことしてもらえ=仕事に専念するために」
女性側の目的「養ってもらえ=働かないために」だった。
男女の分業をすることによって、
既婚男子は「働いている」だけ、
既婚女子は「男性の世話をしている」だけで、
存在価値があるような社会を作っていた。

いわば、男性は自分のことだけを考えていればよく、
女性は人のことだけを考えていればよい、という構造を作るものが
「結婚」だった。
これは良い悪いじゃなくて、
考えることを減らして
頭を省エネするのが目的だったように思う。

今の結婚の概念は変わった。
「結婚することによって、
自分も相手もより生かすことができる」
のが、結婚の目的になった。

結婚すると、自分のことに加えて、
相手のことを考えるようになる。
自分が動くのはもちろん、
相手がより動きやすいように
整えることになる。

つまり、昔の「結婚」より、
今の「結婚」の方が
すること、考えることが増えている。
頭や行動を省エネするために結婚するのではなく、
より考え、より行動するきっかけ作りとして
結婚する。

それを面倒くさい、思うか
新たな可能性にチャレンジ、と思うか。

そんなことを考えさせられた、松原さんの『千式』はこちら
http://ameblo.jp/ym11/entry-12052717470.html?frm_id=v.jpameblo



知り合いに、見事な「くれくれ」型の
女性がいた。
貰えるものはなんでも貰い、
日頃は、いかに自分の労力を省けるか
必死に考えていた。

そこまでして、物や余力を駆り集めるのは
何のためだろう、と
周りで見ながら思っていた。


つい最近、
その女性が、結婚前から現在まで
「夫に貢いで尽くしている」のだ、と
知った。
夫は、あまり働かない人だそうだ。

貢がせる・貢ぐ形の「結婚」だな、と
思った。
しかも、貢がれる側はもちろん、貢ぐ側も
とても省エネ化している。

徹底して省エネ化するか
徹底してより生み出すか、の
どちらかでなければ、
もう結婚なんてしない世の中なのかも
しれない。