昨日、職場の同僚とランチをした時
いい話が聞けた。
その人は、人間味あふれる営業さんで
ちゃんと仕事の成績もいい。
人間味と営業成績の比例する営業職は私の理想。
その人いわく、仕事はノウハウではない、
結局は、自分を信じてもらうことだ、という。
会社や商品力や上司、お客様という「他」を信じるから
その見返りとしてお金をもらえるわけではない、
自分を信じてもらう分、お金をもらえる。
当たり前のことなんだけど、ついそれを忘れて
環境を信じて尽くしているのに報われない!と嘆いてしまっていた。
周りに自分の理想があるはず、と勝手に信じることは容易にできる。
ここに、この人に「生きやすい状態」があると
信じてもらうことが、仕事というものなのだった。
自分が生きやすいと感じている状態を、どんな形であれ
表現する。
その表現を「信じてもらって」他の人に受け取ってもらえると
表現を通して感覚が他の人に感染していき、
他の人の心に「生きやすい状態」を作り出す。
表現も、仕事も
転換装置の一種なのだね。