先月まで、

転職したいしたいと

求人誌読んだりハローワーク行ったり

面接の予約までしていたのですが、


先月末に

突然社内部署の移動が決定。

希望していた、プロ意識が高い営業さんの部署に

移って、

まずは場所に慣れるべく、コツコツ勤務する日々。

よって、就活は中断(笑)。



営業職が嫌がられるのって、

やっぱり、世の中や人間の嫌なところを

見てしまったり、自分の中にそういうものを見たりするのが

辛いからだと思います。

「世の中から求められるものを、欲しい欲しいと言われて

にこにこと販売して、いつも感謝されて気分がいい」っていうのが

理想だとは思うけど、

実際にはそうはいかない。

というか、

そうはいかないようにしている職業が営業職だと思う。



わざわざ営業職を選ぶのは、

人の世の清濁を併せ吞むことに

人間の強さ、優しさ、魅力を感じるからだと思う。

いいこともわるいことも

そのまま受け入れて笑って生きることに

人の色っぽさを感じる。

プロ意識が高い営業の人々は

清濁併せ吞んで生きる覚悟が強い。

その覚悟が、私は好きなんだと思う。



営業職の収入が高い部分は

その覚悟が出来ているか、腹が据わっているか、ということに

対する評価だと思う。

要領がいいというズルさ、真面目すぎるというかたくなさ、

人の機嫌を取る調子のよさや威張り散らす勝手さ、

そういうもろもろの人の世のどろどろが

社会にも、自分にもあることを認めたうえで

それでも、泥の中の蓮を咲かせようという

決心をする、

どろどろの中からきれいな蓮が咲くんだと信じる覚悟をする。


それがプロ意識なのだと思う。




だから、プロ意識の高い場所が好き。

そして、そんな覚悟は

営業に限らず、どこにでもあるのかも。