シングルに戻って、つくづく思うようになったのは


「自由と責任はいつも一緒にいる」


ということ。




自由であれば、責任も付いてくる。


責任を放棄すれば、自由も(一見あるようには見えるが)


事実上なくなる。



自由と責任が一緒にいる状態を


「自立」というのだろう、と思う。




「暮らしの手帳」編集長をされていた、


松浦弥太郎さんの本


『新しいお金術』


松浦弥太郎の新しいお金術/松浦 弥太郎
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の中に、


「自分を会社だと考えてみるといいでしょう。


『自分株式会社』の経営者という意識を持ちましょう」


という章があって、


この考え方を当たり前だと思って行動しよう、と


心がけるようになりました。




今まで、


「私は会社の一員」「私は家庭の一員」とか


何らかの組織に入って「私はこの組織の一員」と思うことで


どれだけ私個人としての自由と責任を放棄してきたか、と


思うのです。




求人がないから就職できない、と言っていると


何とか就職先を見つけた後も


会社が仕事とお金を与えてくれない、と


グチることになるように思う。


もし、自分がフリーランスで


今契約で会社にいるのだとしたら(実際に「契約社員」が多いし、今時)、


どうやって仕事を見つけるか?


フリーランスとして、どうやって会社と付き合うか?


フリーランス仲間の中から、どうやって仕事仲間を見つけるか?


『自分株式会社』の経営者ならどうするか、と考える。





本田直之さんの話題の書「ノマドライフ」


ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと/本田直之
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の中に


「自由度と生産性のマトリックス」という表があって、


生産性が高く、場所・時間の制約がない「ノマドライフスタイル」の対極に


生産性が低く、場所・時間の制約のある「会社に依存するビジネスパーソン」がある。


「ビジネスパーソン」から「ノマドライフ」に移行するためには、


まずは「生産性が高い」に自分の状況を変える必要がある。



私は転職や移転が多い人生なのですが、


思えば、いつも現状を「生産性が低くて制約がある」ととらえて、


それを自分が場所を移ることで変えようとしていたのだと思います。


場所をいくら変えても、まず自分の生産性を上げなければ


「自由度と生産性のマトリックス」の表の上で移動することはできない。


自立した女っぽくふるまっていくら大胆な移動をしてみても、


所詮は「良い所に所属すれば、良い思いができる」と思っていた。


どこに行こうが、


自分は『自分株式会社』であって、


『自分株式会社』に値するものを与え、受け取ることになるのに。




『自分株式会社』の生産性と自由度を上げるには


どう考え、どう行動すればよいか?


整理する週末にしようと思います。






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