こんばんは、瑠璃です。


私は何度も繰り返すうつ病から、『発達障害』のひとつ『ASD自閉スペクトラム症』とわかり、そのなかの『アスペルガー症候群』にあたるとわかりました。


うつ症状は、本当に辛いです。(経験したひとにしかわからない辛さと思います。本当に死を頭によぎります。)


私は鬱から抜け出すためにも、まずは根本のASDであることに向き合ってみようと思いました。


もともと人に頼ることが出来なくて、助けてもらう方法なんてわからない私でしたが、


自分でASDに向き合うだけでなく、今回ばかりは周りの人の理解が必要と思いました。


何故なら、毎回自分ひとりで何とかしようと頑張った結果、鬱を繰り返してきたからです。


以前の私なら、ASDであることは隠したかも知れません。


決して、発達障害を理由に◯◯しないなんて逃げませんが、


自分の鎧を脱ぎ捨てて、ASDをカミングアウトすることにしました。


伝える前と、伝えた直後について、綴りたいと思います。


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〜伝える前の私〜


自分でいうのもなんですが、頑張るタイプです。自分のキャパシティを超えるほど、一生懸命になります。コミュニケーション苦手で一生懸命相手の力になろうと努力しますが空回り。ネットで円滑なコミュニケーションを調べては試したりしますが、空回り。何とかしようとすればするほど、空回り。火に油を注ぐ感じの日々。自分を生きていない感じ。虚無感しかない。心許せるのは息子たち、お付き合いしているパートナーだけ。


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〜まずは『彼』に伝えた〜


不器用な私をいつも支えてくれるパートナー。うつでボロボロの私を病院に連れってくれました。日々の色々、私の変化に気づいてくれる彼には、たくさんお話を聞いてもらってきました。『もしかしたら発達障害かもしれない』という段階から伝えてました。アスペルガー症候群を伝えた際、私が気にしていた私自身の特性の『話が長いこと、話がくどいこと』について、彼は『瑠璃の話は丁寧でわかりやすい』と言ってくれました。いつも、私の長いくどい話を聞いてくれて感謝しかありません。


〜長男、次男に伝えた〜


息子たちに伝えると、『そうやろな、納得〜』と言われてしまいました(笑)私は彼らにとって、おっちょこちょいな天然なお馬鹿な母に映っていました。『コミュニケーションに問題がある』と説明すると、『今更言う〜?』と言われました(笑)


〜職場のメンバー、上司に伝える〜


ここは迷いましたが、伝える決心しました。『コミュニケーションの取り方に問題があるのでお話は簡潔に一つ一つ伝えてもらえると助かります』『一度にいくつも重なるとパニックになるので一つ一つ対応させてもらいたいことと、パニックになったときは助けてほしいです。』など今後のコミュニケーションの取り方や要望を伝えると、『そんなの発達障害関係なくない?』『そんなことわざわざ言わなくても』という意見もあり、私とどう接したらよいか余計わからなくなったのか距離をおく人もいます。子供扱いのような接し方に変化した人もいます。理解されにくいだろうなとは思っていましたが、なかにはアスペルガー症候群について調べてくれ、理解しようとしてくれる人もキチンといるので、その人達には救われました。


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〜伝えたあとの私〜


今まで、何故自分は頑張っているのにこんなに駄目なんだろうと思っていました。人を頼らず、自分の力で全てやってやる!というプライドは自然と無くなりました。


私の魔法の言葉→『がんばらない、がんばらない、がんばらない。』


今までで1番、チカラを抜いています。まずは自分の気持ちを大切にしています。今まで何故、一生懸命に、自分のことをスパルタしていたんだろう。


『できなくていい、ゆったりでいい、これ以上自分をこわしちゃダメ。』


神経精神科のカウンセリングを受けながら、ゆっくりと、アスペルガー症候群の世界を愉しんでいこうと思っています。


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