こんばんは、瑠璃です。 


今夜は新月ですね。(新月は何だか澄んだ気持ちになれます。)


 今回は、前回のAQ検査での『自閉スペクトラム症、黒に近いグレー』だったところから、更に細かく分析してもらう心理検査について綴ろうと思います。


 ✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿ ・心理検査(WAIS-IV)


 ◎問題内容は口外しないようにとのことですが、簡単に言うと図形、計算、言葉を用いた問題を、臨床心理士さんがテキストの順番に問題を出します。 


それに対して、読み、書き、口頭で答えるということを、2時間掛けて検査しました。


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全検査IQ(FSIQ) 全般的な知能を表す指数 


言語理解 (VCI) 言語的な知識を状況に合わせて応用す る能力(知識や語彙の豊かさや、 言葉 を用いて推理したり、 推理したことを 言葉で表現したりする能力) 


知覚推理 (PRI) 視覚的な情報を取り込み、 相互に関連 づけ、全体として意味あるものにまと める能力 (言葉、 知識、 過去の経験に 頼らない推理力や目で見たもの情報な どの空間把握についての能力) 


ワーキング メモリー (WMI) 注意を持続させ、 聴覚的な情報を正確 に取り込み、記憶する能力 (数字など の情報を聞いて、 計算などの処理を行 う際に、その数字を忘れずに覚えておく能力) 


処理速度 (PSI) 時間内に視覚的な情報を数多く、正確 に処理する能力 (目で見た情報をすば やく処理したり書き出したりする能 力)


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 ・私の場合 


全検査IQ(FSIQ) 102 平均 


言語理解 (VCI) 100平均 


知覚推理 (PRI) 116平均より上 


ワーキング メモリー (WMI) 91平均より下


 処理速度 (PSI) 90平均より下


 ‥という結果から、 


検査時の様子→私の答え方、説明が長すぎることが指摘されています。 


得意領域は→図や写真などから視覚情報を捉えること、またそれによる推理ができること。


 苦手領域は→聞いたことからの記憶、情報の整理、(入ってくる情報が多くなると頭の中で整理しきれない、視覚情報を識別することが難しい)、知覚推理との差が激しいためイメージに対して処理が間に合わずうまく事が進まない。 


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そして、自閉スペクトラム症(ASD)‥ということがわかりました。 


『自閉スペクトラム症には自閉症、アスペルガー症候群、高機能自閉症、がありますが、私はどれに当てはまるのですか。』と先生に問いました。 


先生は言いました。 


『瑠璃さんはアスペルガー症候群です。』


 ‥涙が出ました。


 それは安堵のような、やっと本当の自分を見つけたような、全身の血が温かく駆け巡り、今までがんばってきた自分が愛おしくなりました。 


そして、カラダが軽くなった瞬間でした。 


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 ◎更に臨床心理士より、今後についての私の対策もしていただきました。 


・私の場合 


湾曲的になる日常会話への対策は、まずは要件、結論から伝えること。 


職場ではやること、考えること、2つ以上のことを並行して進めないこと、紙に書き出すこと。


 ↑文字にすると『こんなこと?』と感じることかもしれませんが、こんな対策だとしても『こんな対策をすること』さえも必死なのです。


 だけど、周りの人にも検査の結果を伝え、不安な思いも伝え、対策についてのご理解も伝えさせてもらいました。 


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まだ現在も、病院にてカウンセリングを受けています。 


次回より、アスペルガーの目に映る世界、今までの人生や、現在のこと、思いのままに書いていこうと思います。 


では今日はこの辺で。