はけの道の散策 | Lapislazuliのブログ

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嬉しい!楽しい!美味しい!大好き!をテーマに、カフェでおしゃべりするように
何気ない日常の出来事や好きなものの話をつづります。
ホッと一息つける時間に、お気に入りのお茶やお菓子やお酒をそばに
お越し頂ける場所でいられたら幸せです♪

はんなりとした京ことばに、「竹の春」という言葉がありますハート
木々が紅葉紅葉に染まり始める頃、竹林では竹の葉が鮮やかに輝き始めますきらきら

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春に筍を出して若竹を成長させて生気を失った親竹は、夏を越えて秋になると、
再び青々とした葉を茂らせ始める。この状態を「竹の春」と呼ぶのですきらきら
中秋以降、竹の緑が紅葉の赤や黄色を引き立てる様子を、都人はことのほか愛でてきましたハート

今日は午後から、以前ブログでも行ってみたいと書いていたえんぴつ
東京・小金井市の「はけの道」へお散歩に行って来ました歩く

「はけ」とは、古代多摩川が作ったこの段丘崖から
清らかな湧水が流れ出している場所のことでポイント。
武蔵野の雑木林が広がる自然豊かな場所木

JR武蔵小金井駅から徒歩で15分くらい歩いたかしら?
金蔵院というお寺を右手に見ながら東へ続く、閑静な住宅街の並ぶ道が「はけの道」8.12t1

中学校を右手に見ながらもう少し歩くと、洋画家の中村研一が戦後から移り住み、生涯をすごした、
住居兼アトリエの跡地の、はけの森美術館(中村研一記念美術館)がありますきらきら!!
残念ながら現在改装中で閉館していましたが、彼の作品を多く見ることが出来る美術館♪

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美術館脇にはその裏に広がる「美術の森」の入り口があり、一般に公開されていますハートgreen
はけの上に広がるこの小さな庭園が、大岡昇平の『武蔵野夫人』のモデルの地キラキラ

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写真が歪んじゃってごめんなさいあはは。。。

石畳の道を進むと開けた場所に出て、茶室や灯篭が出迎えてくれますきらきら

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歩みを進めると、こんこんと静かに湧き出る「はけ」の泉がありましたきらきら

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そのそばには、森の中の喫茶店「オーブン・ミトン・カフェ」がありますコーヒー

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石畳の階段は、裏口の木戸へと続く竹林に囲まれていましたkirakira

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美術館脇の入り口に戻って、向かいの「はけの小路」へと進みます歩く
「美術の森」の湧水は、道路の下を通ってこちらへと流れていました川

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数十メートルくらいの小路なのだけど、ここは小金井市が以前は下水道へと流していた湧水を、
川野川の浄化のために新たに流れを作って通したせせらぎの道第1号で、
湧水はここから南へと流れ、野川へと注いでいるのだそうですきらきら

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とても静かなところで、この小川を流れる水の音が心地よく耳に聞こえます♪

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写真から、その音のイメージが伝わるといいなと思いますえへ♪音符♪

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水音は、さらさら、ちょろちょろ、こぽこぽ…といろんな音に聞こえます♪
ミズヒキがかわいく咲いていましたきらハート

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最近では、なんといってもアリエッティ借りぐらしのアリエッティの舞台であることの方が有名ですね♪

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というわけで、私もアリエッティの目線で写真を撮ってみましたカメラ

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映画を見た方は、あのシーンを思い出して頂けたら映画
まだ見ていない方は、小人になって笹舟に乗っている気分になって頂けたら嬉しいですハート

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竹垣と石畳に沿って、小川の流れる「はけの小路」
気持ちのよい天気の中、癒しの時間が過ごせましたきらきらえへ♪ハート