2000年に大阪に

ちょっと不思議な話をしたいと思います

この展覧会が行われることを知った私は展覧会が始まっても、
「大阪に行きたい!」と夫に言えずに、日々暮らしていました


その頃私が毎日楽しみに読んでいた本は、トーマス・ハリスの『ハンニバル』でした

本を読み進めていたところ、
「君の願いはなんだね?」「フェルメールを全て観ることかな…」というようなシーンがあり、
ドキッ


自分と同じ気持ちだという事もありましたが、それよりも口に出せずにいる
フェルメールの事が、話題に出てくるとは思ってもいなかったのです


フェルメールがおいで



それから少し経って、夫の買って来る少年サンデーの『名探偵コナン』を読んでいたところ、
コナン君ご一行の


そこを通りかかったおばあさんが、
「どうして、その時が最後のチャンスかもしれないと思わなかったんだい?」
「チャンスはもう二度と無いかもしれないとは思わなかったのかい?」という様なことを話していました。
このチャンスを逃さずに行きなさい



やっぱりフェルメール展に行きたい!行こう!思い切って夫に話そう!


思い切って打ち明け、日帰りで




大阪行きは夫の出張の日に決まり、往復の


念願のフェルメールを目の当たりにして、涙がこぼれましたぁ





物事がこんなにトントン拍子に運ぶものだろうかと、怖いくらいの不思議な出来事でした


この時の出来事は、神様とフェルメールが導いてくれたものだと、今でも信じています
