
私がこの展覧会の開催を知ったのは、去年の12月のことでした

まだまだ先だなぁ~!この展覧会を観るまでは死んでも死に切れないわぁ~!

あっという間に月日は流れ、先日ちゃっかり上野で前売り券も買ってきたから、後は私が行くだけ

私が初めてフェルメールの作品を観たのは、1999年のワシントン・ナショナルギャラリー展

その時来ていたのが、こちらの 『手紙を書く女性』

この展覧会の目玉は、クロード・モネの 『日傘の女性、モネ夫人と息子』でした

かなり充実した満足度の高い展覧会でしたが、私が釘付けになったのはこの作品でした

私はこの時までフェルメールを知らなかったのです

今のように特別な展示の仕方もされることなく、他の作品と並んで、彼女はひっそりと微笑んでいました

額は実は窓で、5~6m先位に実際に彼女が居るような、写実的で繊細で穏やかな絵に衝撃を受けました

その後、彼の絵に魅せられた私は、彼がどんな人で、どんな人生を送ったのかを知りたくなり、
彼に関する本を書店や美術館内のショップで買い集め、読み漁りました

彼に14人の子供がいたことを知ったときは、絵との余りのギャップにかなりショックでしたが…


その後もたまに彼の絵が来日する度に、展覧会へ出掛けました

その中でも忘れられないのは、2000年・大阪市立美術館に彼の作品が




日蘭交流400年の記念イベントで、プロフ画像の『真珠の耳飾りの少女』にも会えたのです

彼の絵は世界に三十数点しかないといわれていますが、私がこれまでに観たのは合計10点

こちらは、彼の絵が表紙の展覧会の図録で、私の宝物



今度の展覧会に行けば、1点は再会で、合計16点になります

私には叶いそうもない、叶わない夢だろうけれど、
死ぬまでに、フェルメールの絵をすべて観ることが出来たら悔いはない…そう思っています

そんな願いが叶うのは、先日夫に3000円取られた、サマージャンボに期待するより他ないのが
ちょっと…いや、かなり悲しい…

