ヒストリー | 特技を身につけて私らしく輝く! ワイヤークラフト講師養成講座 東京・埼玉・兵庫・大阪・博多・北海道  

特技を身につけて私らしく輝く! ワイヤークラフト講師養成講座 東京・埼玉・兵庫・大阪・博多・北海道  

作りやすい「ワイヤークラフト」で喜びと感動を!

未経験でも「生徒さんに楽しんで喜んでいただきたい♪」という思いがあれば大丈夫❤

生徒さんの笑顔を喜びに・・・充実した日々を送ってみませんか。

★ 土屋 智恵子 ヒストリー ★ 




改めて思い返してみると、物事の流れには意味があり、その時々に出会うべき人と出会い、全てが必然だったように感じてなりません。




祖母が洋裁の先生だったこともあり、小学校の頃までは祖母のお手製の服をよく着ていた記憶があります。

弟と着回せるようにということもあってかグレーや紺系の落ち着いた色の服が多く、その当時から可愛い洋服への憧れを持ち続けていたのかもしれません。



 
小学生の頃から手作りは大好きで手芸クラブに入っていました。

当時流行っていたフェルト人形作りや、アメリカンフラワー、布小物作りを楽しんでいた記憶があります。

何かを作っているひとときは集中して無の状態になり、それはとても心地よく充実した癒しの時間でした。






中学3年生の時に保育の授業がきっかけで子どもとの関わりに興味を持ち…短大の保育科に進み、地元の私立幼稚園の教諭として約4年間勤務しました。


入園当初、お母さんが恋しくて毎日泣き続けていた子にも、幼稚園に楽しく通ってもらうには!と試行錯誤しながら…可愛い子ども達の成長は楽しみで、まるでわが子を育てているような思いで接していました。


一人一人の個性を伸ばすために、どのように言葉がけをして指導したらよいのかを考える日々は貴重な経験でした。


その伸ばして育てる という考え方は、「子育て」や「ワイヤークラフトの講師養成」においてもベースとなっています。





その後、独身時代にOLも経験しておきたいと思い、地元の証券株式会社の総務課に転職しました。ちょうどバブルが弾けた後で、「もっと早く入ったらよかったのに~」と先輩方に言われましたが、思い立ったその時こそが自分にとってはベストなタイミングなのではないかと…この頃から思っていました。





OL生活を満喫?!して思い残すことなく結婚しましたが、妊娠後に切迫早産となり出産前に退職しました。

娘が誕生してからはレースの付いた可愛い色柄の服を着せたくて、布を買ってきては小物や洋服を手作りしながら子育てを楽しんでいました。







ワイヤークラフトの1Dayレッスンを知ったのは、ちょうどその頃でした。

かれこれ17年以上前になりますが、タウン誌に近くのファミレスでワイヤークラフトを含めた4種類の体験講座の募集記事が載っていたのがきっかけでした。

子ども達が静かに待てるなら…とのことで、受講が叶いました。





初受講のことは、今でも覚えています。

ワイヤーは硬いものだと思い込んでいたのですが、初めて触ったクラフト用のカラーワイヤーは想像を超えた柔らかさで感動ものでした!

それに女性らしい美しい曲線のある素敵な作品が簡単に短時間で作れることに衝撃を受けました。





「習いに行きたい!」と気持ちは高鳴っていましたが、その当時は不景気のさなかで外食もままならなくなっていた状態でした。



生活の足しにと、納税額日本一で有名な斉藤一人さんの化粧品の仕入れ配達の仕事を始めたばかりでした。


当時子ども達は4歳と2歳でしたので、本来なら諦めるべきと頭ではわかっていましたが、なぜだか一筋のキラキラした希望の光を感じて「それに向かって進むべき!」という直感のようなものがありました。






諦める理由の方がはるかに多い状況でしたが、どうしたら習えるだろうか を必死で考えました。

そして…それならば趣味で習うのではなく、近い将来に講座開講出来るように「講師になるしかない!」と、ベストを尽くす覚悟を決めました。



講師になれば午前中にレッスンを行い、子ども達が帰る頃には家で待つなど自分のペースで仕事が出来て、思うような子育てが出来るのではないかと考えました。


幸いなことに、タイミングよく受講費用は仕入れ配達の収入を充てることができました。

ワイヤークラフトは、使う工具や備品も少なく、始めるにあたっての初期費用や材料費が安めなのも助かりました。
 




本気で頑張っていると、子ども達のことを家族や社宅の友人、ママ友達が応援して助けてくれるようになり。

そのおかげで、子育てしながらも様々な困難を乗り越えてチャレンジし続けてくることが出来…周囲の皆さまの有難みが身にしみました。





それからの日々は、子育てをしながらワイヤークラフトの練習…というよりは、作品作りが楽しくて♪楽しくて♪毎日作り続けたおかげで、生活にメリハリが生まれました。


家事や子育ての合間にさっと出して片づけられ、短時間で簡単に素敵な実用品が作れることも続けてこられた要因かもしれません。 完成した作品を子ども達に見せながら、楽しい日々でした。





もし、自分を取り巻く環境とワイヤークラフトとの出会う順番やタイミングが違っていたら…またいずれの環境の一つでも欠けていたら今の自分はなかったと思います。


支えて下さった皆さまと与えていただいた運命に、感謝の気持ちでいっぱいです。

その気持ちを忘れることなく、精進し続けていかねば…という思いが、今でもパワーの源になっています。







習い続けたのち2001年に独立して、オリジナルデザインの作品でワイヤークラフト講座を企画・開講しました。


カルチャー教室や自宅教室、単発講習、伊勢丹浦和店での手作り展、もの作りBIG GALLERY(東京ビッグサイト)、千趣会ベルメゾンのワイヤー雑貨キット全6種、その他手作りイベント、PTA講習会など、ありとあらゆることを経験してきました。

経験から学べることはことのほか多く、自らが考えて動いてこそ身になるものだと実感しました。




有り難いことに温かいお人柄の受講者さまと多くのご縁にも恵まれ、好きなことを仕事の出来る喜びは、かけがいのないものだ知りました。


受講生の皆さまが力を貸してくださったおかげで、念願だった「日本ホビーショー」にも出展できるようになりました。






講師として活動を重ねていくうちに、仕事のご縁も含めて物事は絶妙なタイミングで起こり、目の前にあるのは少し頑張れば乗り越えられる困難ばかりなのだと気がつきました。

その時に逃げ出さずに経験から学んだことが、その先の経験に役だったことが何度もありました。




どんなにしんどいことが起こっても、好きなことが仕事だからこそ乗り越えてこられましたし、乗り越えた後の充実感は言葉にしつくせないものがあります。



生きがいと共に「作品を考える楽しさ」や「講師活動の素晴らしさ」をますます実感するようになりました。


次第にレッスンで楽しさを伝えていくだけでなく、講師を育てて講師活動でしか体験できないこの充実感と喜びをも伝えていきたいという気持ちが、芽生え始めました。







生徒さんも増えて安定した頃、下の娘が「中学受験をしたい」と言い出し。


「高額な塾代を捻出しながら大好きなワイヤークラフトを続けるには?!」と、考え悩んだ末…

直感を信じて、取引先だったカラーワイヤーメーカーの日本化線株式会社に就職したのは2009年のことでした。



その当時受講いただいていた皆さまには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、快くご理解と温かい声援をいただき「ご迷惑をおかけしてしまった分、ワイヤークラフトの普及に頑張らねば!」と心に誓いました。






ワイヤーメーカーでは、営業・企画・イベント・講師など、ありとあらゆる経験をさせていただきました。

ワイヤーは、フラワーアレンジやアクセサリー、他のクラフトなどとも組み合わせられるのも魅力で、無限の可能性を感じました。

そして2010年から4年間(退職後含む)、日本化線株式会社後援「カラーワイヤークラフトマイスター短期養成講座」の企画と講師を担当し、マイスター(講師)31名を養成する経験もさせていただきました。


メーカーでの様々な経験は、改めて自分を見つめ直す機会となりました。

次第に「やっぱり私は、レクチャー向けの作品を考えて作ったり、教えたりすることが好きなんだ!」と、心からやりたいことが見えてきました。






一度しかない人生を悔いなく生きるためには、気が付いたら行動あるのみ!

迷ってやらないよりは、とりあえずやってみて改善しながら進んでいくという考え方も、これまでの経験から学びました。





そして2013年に退職し、「Lapis Wire Art」の新たな幕開けを迎えました。






まだまだ成長途中ではありますが、私自身が「ワイヤークラフトと出会って良かった!」と思っているように、ワイヤークラフトを通して夢を実現しながら活き活きとした日々を送りたい女性を応援したいと思い…

数千人を指導してきた 経験をもとに効果的な指導方法をマニュアル化した 「ワイヤークラフト講師養成講座」を企画して始動。






ジャンルを問わず、資格取得講座とはスタートに立つためのものであって、スタートを切るための試練は修了してからやってくることに、受講前には気が付かないものです。


「修了証書は持っているけれど…活動を始めるための一歩が踏み出せなくて…」では、もったいない!



講師としてレッスン開講に至るまでのハードルを乗り越えていくためには、「必要なアイテム」と「スタートできるための流れ」を作り、背中をそっと押してあげることが必要だと感じていました。






さらにスタートしてからも、クラフト講師として個人で活動し続けていくにはレクチャー作品を生み出し続けていかなくてはなりませんが、これがなかなかの試練です。


そこで「講師資格の取得が目的」の講師養成講座ではなく、誰もが講師活動を始めて続けられるシステムのある養成講座を提供したいと考えました。




経験から、どんな方にもその方に適した上達方法があることもわかりました。


皆さまの夢を実現すべく、短期間でも落ちこ ぼれを出さずに全員を伸ばす 講師養成講座の指導に、全力で努めています!






得意だと思えることが一つあると、誰かをうらやましいと思うことがなくなります。


手に職をつけて主婦や母ではなく、一人の女性として自分らしく生きられることは、この上ない幸せです。


生きがいとは望んでも簡単に手に入れられるものではないからこそ、チャレンジする価値があるのではないでしょうか?!







他のクラフトが、紙や布、木、ビーズなど私達の成長過程で身近に接する素材であるのに比べ、現代の女性にとってワイヤーは身近な素材ではありません。

そのため、素材の特性や扱い方などまだまだ知られていないのが現状です。


「本を見て作ったことがあるけれど、なんとなく…?!で満足出来ずに終わってしまった。」というお話も、多くの方から伺いました。







一本のワイヤーが平面から立体になるのも魅力の一つですが、手の感覚ひとつで完成度が違ってきます。

ちょっとしたコツがわかるだけで、驚くほど綺麗に仕上がります。



まだまだ一般的な認知度が低く本やDVDで綺麗に作るのが難しいからこそ教室が必要ですし、習う意味もあるのではないでしょうか。




これからも受講いただく皆さまにワイヤークラフトの楽しさを味わっていただけるように、そしてご縁をいただいた皆さまと共に成長できるよう、精進し続けていきたいと思います。






大変な時代に応援して手を差し伸べてくれた友達は、今それぞれ幸せな人生を歩んでいます。

感謝の気持ちを忘れることなく、今度は私が誰かを応援できるように力を尽くす番です。


ワイヤークラフトを通して自分なりの幸せを見だして輝ける人を増やすことで、笑顔あふれる世の中を目指していきます!


※2016年5月27日に、講師のみなさまと共に更なる成長を目指して・・・
Lapis Wire Art から 一般社団法人インターナショナル ワイヤークラフト協会 に、生まれかわりました。