話題の映画「アーティスト」を見てきました。
サイレント映画からトーキー映画に時代が変わっていく中、
その変化の波に乗れなかったサイレント映画の大物俳優と
大スターになっていく新人女優の人生が描かれています。
普段、セリフがいっぱい、音楽がいっぱいの映画を見慣れているためか、
セリフも字幕として入り、全体的に静かなこの映画はとても新しい感じがしました。
ただ受け身で流れてくる映像や物語を受け入れるのではなく、
今何が起きているのか、登場人物が何を考えているのか、
能動的にかかわらないと、映画の楽しみが半減してしまいます。
セリフがほとんどない分、ストーリーが単純で分かりやすくなるのは否めませんが、
そのシンプルさがかえってこの映画の良さを際立たせていました。
また、主人公の俳優が飼っている犬がとっても重要な役割を果たし、
演技(?)も上手で、感動してしまいます
最後は将来に希望がもてそうなハッピーエンドとなりほっとしました。
時代設定は昔の物ですが、時代の変化が激しいこの時代に、

最後は将来に希望がもてそうなハッピーエンドとなりほっとしました。
時代設定は昔の物ですが、時代の変化が激しいこの時代に、
ぴったりの設定で、様々な思いを持つことができる映画ではないでしょうか。
アーティスト
(2011) 【監督】ミシェル・アザナヴィシウス 【出演】ジャン・デュジャルダン / ベレニス・ベジョ / ジョン・グッドマン / ジェームズ・クロムウェル / ペネロープ・アン・ミラー / ミッシー・パイル |

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