肌寒かった週末。
明治神宮で明治天皇百年記念奉納蹴鞠が行われました。
蹴鞠は訳1400年前に中国から伝わったといわれています。
中大兄皇子と藤原鎌足が蹴ったのが最初とされており、
その後江戸時代まで天皇を始めとする宮中から庶民にいたるまで
多くの人に行われていましたが、明治維新頃に途絶えました。
しかし、明治38年に明治天皇の御下命により蹴鞠保存会が創立され
現在まで伝えられています。
京都では京都御所や神宮などで毎年10回前後奉納されているようですが、
東京ではなかなか見る機会がありません。
今年は明治天皇崩御100年に当たる年ということで
約半世紀ぶりに明治神宮で奉納されることとなりました。
昭和39年の東京オリンピック以来とのことです。
最初に明治神宮の参集殿で蹴鞠保存会の方から
蹴鞠についてのお話を伺い、
その後、本殿前に移動し奉納蹴鞠を拝見しました。
途中、明治神宮での結婚式の方を見かけたり、
明治神宮の落ち着いた雰囲気のなか
和の世界を楽しみました。
それにしても、明治神宮は原宿の喧騒のすぐ隣にありながら
静かなしっとりとした雰囲気のある場所で
いつももっとゆっくりと訪れたいなと思っています。
今回も奉納蹴鞠の後、あまりの寒さに
早々に帰ってしまったので
もう少し暖かくなったら、お散歩に行きたいものです。
今回は薄いオレンジの附下に
赤地に金色の模様が施されている名古屋帯を合わせました。


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