茶室殺人伝説 (講談社文庫)
茶室殺人伝説 (講談社文庫) 今野 敏

講談社 2009-09-15
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私の大好きな作家さんの一人

今野敏さんの1冊です。


(裏表紙より)

古都・鎌倉の相山流茶道の家元邸で開かれた茶会は

御曹司婚約発表の場でもあった。

その席である男が胸に包丁を突き立てた死体となって発見される。

手伝いとして現場にいた小高紅美子は、家元の次男・秋次郎や

県警の安積刑事と流派に隠された伝承と戦国時代にさかのぼる

恩讐を追う。


武道、茶道、そして殺人事件と盛りだくさんの内容で、

最後の最後まで本当の結末がよめない、

でもどの分野に詳しくなくても楽しめる長編小説です。


家元や安積刑事をはじめ、出てくる人が

心優しく、ミステリーでも殺伐とした雰囲気はありません。

家元の茶道に関するコメントを読んでいると、

ついつい茶道をはじめてみたくなってしまいます。



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