未来思考 10年先を読む「統計力」
【著】神長正博
朝日新聞出版
様々に変化していく現代。
将来の予測についていろいろなことが言われています。
少子化について
高齢化について
失業について
交通網の整備について
などなど。
この本は、そんな一般的に言われている定説を
統計を用いて分析し、実際はどうなのかが解説されています。
意外と思い込みと分析結果が違ったりするのです。
統計の本なので、
多くのデータとその分析が主となっていますが
とても読みやすい文章で
さらっと読めるようになっています。
本当に私たちが日本や世界の問題と思っていることが
問題なのでしょうか。
あとがきにあった、この言葉をもう一度考えてみたいと思います。
この問題は本当に問題なのか?を疑ってみることも必要
問題を考えるときの最大の罠は、
問題にすべきでないことを問題にしてしまうこと、