先日、現在日生劇場で行われている3月花形歌舞伎に行ってきました。
演目は
通し狂言 染模様恩愛御所 細川の血達磨
大川友右衛門は細川家の小姓・印南数馬を恋慕うあまり武士の位を捨て、
細川邸に中間として奉公するようになります。
2人は衆道の契りを交わし、数馬の父の敵である横山図書を討つべく、
兄弟の義を結びます。
やがて、友右衛門と数馬は、見事図書を討ち果たしますが、
争いの末に起こった火事により細川家の宝であるご朱印状を入れた
宝蔵に火が移ってしまいます。友右衛門はご朱印状を守るため、
火の中に飛び込むのでした。
(パンフレットより)
友右衛門に市川染五郎、数馬に片岡愛之助が扮して繰り広げられる
男性同士の愛と絆の物語です。
日生劇場で歌舞伎??と思ったとおり
舞台装置や証明は現代劇っぽく、かなり派手に作られています
途中で休憩をはさんで3時間弱というのも現代劇っぽいですね。
言葉遣いや立ち居振る舞いはもちろん歌舞伎なのですが、
笑いのポイントも満載で
歌舞伎をみてこんなに笑ったことがない
というくらい、笑い、楽しめる舞台でした
江戸時代から戦前まで何度も上演されていた舞台を
復活させたものだそうです。
主役の二人はもちろんとっても素敵でしたが、
腰元あざみを演じた市川春猿。
テレビで時々みかけて、きれいな人だなぁと思っていましたが、
舞台では声といい、振る舞いといい、女性にしか見えません
本当に美しかったです。
細川家の殿様もなにかと「あっぱれ」と言い
いい味をだしていて、よかったです。
普段と違う、こんな歌舞伎も親しみやすくていいですね

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